今回、ワールド杯が
日本で開催されているお陰で
たくさんのラグビーの試合を
観ることができます。
こんなに集中的に
ラグビーを観たことは
ありませんでしたが、
組織作りのネタが満載です!
普段、説明していることが
ラグビーを通して説明すると
分かりやすく伝わるんじゃないか?
と思います。
組織が上手く行かない時に
リーダーの責任になります。
リーダーがリーダーシップを
発揮していないから、成果が出ない!
なんて言われることが多いです。
確かに、リーダーに問題が
あることも多いと思います。
しかし、リーダーというのは、
リーダーだけではリーダーになれません。
ちょっと何を言っているか?
分かりませんね!
リーダーの語源は
「死」という意味で、
一線を越える人のことを言います。
できるかどうか別として
やると決めるのがリーダーです。
ここに面白い動画があります。
TED「ムーブメントの起こし方」
有名な動画なので、
観たことがある方も多いと思います。
この動画の中で、
「リーダー」は変人にすぎない
と言っています。
できるかどうか分からないことを
やろうとするのですから
変人です。
その変人について行こうとする
「フォロワー」がいて、
ムーブメントが起こるのだと
言っています。
結局、一人では何も出来なくて、
「フォロワー」がいることで
成果を生みだすことができるのです。
つまり、
「フォロワー」が
一人の変人を「リーダー」にするのです。
だから、
「リーダー」に問題があるという時に
「フォロワー」にも問題があるのではないか?
と思うのです。
そういう意味では
「フォロワー」を育ていくことが
大事だと思います。
ラグビーって
「リーダー」と「フォロワー」が
目まぐるしく入れ替わります。
試合が動いている中では、
ボールを持っている選手が
「リーダー」です。
ぶつかっていくのか?
パスをするのか?
キックをするのか?
ボールを持っている選手が
戦略を決定します。
周りにいる選手は、
ボールを持っている選手の戦略が
成果に結びつくように
サポートをします。
「リーダー」が何をしたいのか?
を考えて、「フォロワー」が動く・・・
それが「フォロワー」です。
しかし、その「フォロワー」も
ボールを受け取ったら、
「リーダー」になります。
ボールを持っている選手が
戦略を決定しなければなりません。
そして、今までボールを持っていた
「リーダー」は「フォロワー」になります。
つまり、ラグビーにおいては
「リーダ」と「フォロワー」が
頻繁に入れ替わるのです。
この「入れ替わる」というのが
大事なことだと思います。
なぜなら
人それぞれ「強み」が違うからです。
それぞれの場面で必要とされる
「強み」が違います。
その「強み」を活かすためにも
ボールを渡さないといけません。
しかし、現実の職場では、
夢中になって
ボールを手放せない「リーダー」が
多いように思います。
自分一人でいけるなら
それもいいと思います。
しかし、一人で行けないと思ったら、
他のメンバーにパスをして、
自分が「フォロワー」になることも
必要だと思います。
そのためには、
他のメンバーを信じないことは
ボールを託せません。
つまり、仲間を信頼できないチームは
勝てないのです。
職場のマネジメントの話で説明すると
なかなか伝わらないですが、
ラグビーの話で説明すると
分かりやすいんじゃないかな?
と思います。
今日は、サモア戦。
どんなドラマが待っているのか?
楽しみですね!
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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