いつまでいい会社でいられるのか?

最近、お客様の会社で
病気で長期に会社を休み、
復帰後もフルタイムで働けない
社員さんが増えてきました。

 

会社としては、
本人のことを思い、
給与を下げることなく、
短時間勤務にしたり、
お休みも認めたり、
柔軟に対応してきました。

 

いい会社だと思います。

 

ところが、
もう一人、病気になって
会社を休むことになりました。

 

そんなに大きな会社では
ありません。

 

同じように
給与を下げずに
短時間勤務にして
お休みも認めることが
正直、難しくなってきました。

 

会社として
どのように対応したら良いのか?
という相談を受けました。

 

いい会社でありたい!

 

これは社長さんの想いです。

 

しかし、そのためには、
会社が強くなければなりません。

 

一人や二人なら
なんとかなりますが、
今後、これ以上増えてきた時に
他の社員さんにも負担がかかります。

 

そう考えると、
いつまでもいい会社では
いられないのではないでしょうか?

 

非常に厳しい選択を迫られています。

 

話は少しかわりますが、
先日、パラリンピックの特集で
車イスラグビーが取り上げられてました。

 

車イスがぶつかり合う
迫力満点のスポーツです。

 

考えてみたら、
障がい者のスポーツって
スゴイな!と思うのです。

 

障がいと言っても
その程度は人それぞれです。

 

それが、
車イスラグビーのように
激しくぶつかり合いながら、
ゲームとして成立するのです。

 

車イスラグビーは、
4人対4人で行われます。

 

選手は障がいの程度により
ポイントが設定されています。

 

4人の合計ポイントが
決められたポイント以下に
なるようにしなければなりません。

 

車イスラグビーについてはコチラ

https://jwrf.jp/about/

 

つまり、
それぞれの障がいの違いを
活かせるようになっているのです。

 

それぞれが出来ることを
その人なりに出来るようにする
ということです。

 

来年の4月から大手企業には
同一労働同一賃金が適用されます。

 

同一労働同一賃金というと、
みんな同じになるという
イメージがあるかもしれませんが、
逆の意味では、
違う人は違う待遇になります。

 

そう意味では厳しくなる
とも言えます。

 

どういうことか?というと、
短時間勤務になったり
休みがちになるなら
給与はそれなりにする
ということです。

 

冷たい話なのかもしれません。

 

優しいほうがいいと思います。

 

しかし、障がい者のスポーツを
戦っている人を見ていると
その優しさを望んでいるんだろうか?
とも思います。

 

私自身、障がいがある訳でもないし、
身近に障がい者がいる訳でも
ありません。

 

だから、
本当のことは分かりません。

 

気分を害されたのであれば、
お詫びします。

 

しかし、
社員さんに長く勤務してもらうためにも
会社を継続していくためにも
お互いにとって、
持続可能なルールが必要になります。

 

そのルールを作るべきなんじゃないか?
と思います。

 

おそらく、そのヒントが
パラスポーツにあるように思うのです。

 

制約のあるなかで
いかに成果を出すのか?

 

そういう意味で、
オリンピック以上に
パラリンピックに注目しています。

 

時代の転換期に来ているように思います。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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