昨日、友人のフェイスブックに
ある写真がアップされていました。
その写真とは、
アスファルトの隙間から
生えているダイコンの写真です。
なんとも生命力を感じる写真です。
こんな隙間からでも
ダイコンは生えてくるのですね!
こんなダイコンのことを
『ド根性ダイコン』といいます。
『ド根性ダイコン』の話は
組織作りのコンサル時に
話をさせてもらいます。
あっ!この話は
私がコンサルタントになるきっかけを
与えてくれた遠藤晃さんに
教わった話です。
人も組織でも変わるときは
ジワジワいかないと
上手くいかないという話です。
この『ド根性ダイコン』は
最初は隙間に種が挟まったことが
キッカケです。
そこで、根を下ろし、
ジワジワ大きくなって
アスファルトの隙間を広げて
さらに大きくなっていたのだと
思います。
ジワジワ大きくなったのが
良かったのだと思います。
これが一気に大きくなったら
大根おろしになって、終わりです。
ジワジワ大きくなったからこそ
こうして生えているのです。
人でも組織を変える時に
大きな力よりも小さな力で
ジワジワと変えていったほうが
上手くいくということです。
ブログで何度か書いていますが、
私は20年前に祖父の会社で
経営の方針について祖父と争って
結果、会社をつぶしてしまいました。
一気に大きな力をかけると
モノも人も壊れるのです。
特に下から組織を変えようとしたら
時間をかける必要があります。
昨年から、
事業継承の相談を
いただくことが増えてきました。
先代から当代が引き継ぐというのは
思ったほど、簡単ではありません。
(私もそれで失敗しています)
先代がやってきたことを
当代が、そのまま、引き継げれば、
何の問題もありません。
しかし、ほとんどの場合、
当代は先代のサポートしているので
スタイルが真逆です。
そう考えると、
当代が先代のマネをするのではなく
当代なりのやり方を身につける
必要があります。
大事なのは、
先代は当代に自分のやり方を
押し付けてはいけないし、
当代は先代のやり方を
マネようとしてはいけない
ということです。
そのように考えると
事業継承は、ド根性ダイコンのように
種から育てて、ジワジワと大きく
していくのがよいと思うのです。
時間がかかります。
だからこそ、
早めに手を付ける必要が
あると思います。
人は常に遅れます。
今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。
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