先日、お客様から、
共通のビジョンの作り方の
相談を受けました。
組織が自立的に動くためには
ビジョンが必要です。
ビジョンというのは、
動画のようにイメージできる
映像です。
ビジョンというと
カッコいいものとか、
凄いものでないといけない
と思うかもしれませんが、
そんなことはありません。
10分後でも、1時間後でも
動画のようにイメージできれば
それはビジョンです。
例えば、
今日一日の仕事のイメージできますか?
たぶん、イメージできると思います。
それが動画のように
イメージできればビジョンです。
おそらく、
よっぽどのことがない限り
ほとんどイメージどおりに
一日が終わると思います。
これは、
イメージできるから、
イメージどおりにできるのです。
だから、
会社もイメージできれば、
イメージどおりになります。
しかし、なかなか、
イメージどおりになりません。
なぜかというと、
会社にはいろいろな人がいるからです。
いろいろな人が、
それぞれのビジョンをイメージして
それぞれのビジョンを達成しようとします。
結果、綱引きみたいな感じになって、
いつまでもビジョンが達成できない
みたいなことが起こります。
だから、
「共通のビジョンが必要だ!」
ということになると思います。
しかし、ここで、
共通のビジョンを作ろうとしたら、
上手くいきません。
なぜなら・・・
そもそも、共通のビジョンなんて
作れないからです。
だって、
人のビジョンに合わせるなんて
嫌じゃないですか?
あなたの夢は私の夢なんて、
新婚1週間で幻想だと気付きます(笑)
夫婦だって、
それぞれにビジョンがあるのです。
ビジョンを1つになんかできません。
(ん?大丈夫?大丈夫!)
だから、会社においても
共通のビジョンを作るというのは
ビジョンを一つにすること
ではありません。
それよりも、むしろ、
それぞれのビジョンの重なっている部分
を探すという感じです。
その重なっている部分が
共通のビジョンです。
共通のビジョンと自分のビジョンに
重なっている部分があれば、
共通のビジョンが達成すると
自分のビジョンもつられて達成します。
重なっているということは
つながっているということです。
つながっていれば、
共通のビジョンが自分ごとになります。
そういう話をすると、
共通のビジョンは抽象的な言葉に
なりませんか?
という質問をいただきます。
たしかに、
抽象的な言葉になりますが、
つながりがイメージできているので、
具体的にイメージできるように
なっています。
だから、結果として、
共通のビジョンが抽象的な言葉であっても
ビジョンを共有するプロセスの中で
それぞれに自分にとって意味のある
ビジョンになっています。
こうなって、初めて、
ビジョンが機能すると考えています。
なので、
ビジョンを作ることも大事なのですが
ビジョンを作るプロセスを
共有することの方が大事なのです。
単に、ビジョンが大事だよね!
というのではなく、
どのようにビジョンが機能するのか?
を理解することが組織作りでは
必要だと考えています。
そういうことを
チームビルディング経営塾では、
ゲームやワークを通じてお伝えします。
今までなんとなく聞いていた言葉が
ハッキリと理解して聞こえるように
なると思います。
チームビルディング経営塾の詳細は
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今日も最後まで読んでいただいて
ありがとございます。
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