対話力のあるチームになるための3つのステップ

昨日のブログで
対話ができるチームは強い
と書きました。

 

成果とは戦略と実行の掛け算である!

 

そもそも、
「対話」とは何でしょうか?

 

自分の意見を伝える時に、
なぜそう思うのかという考えや背景も伝え

相手の意見を聴く時に、
相手がなぜそう思うのかという考えや
背景も理解しようとする

コミュニケーションです。

 

つまり、
自分の考えや背景に固執することなく
相手の考えや背景を積極的に取り入れる
ということです。

 

そんなことができるチームに
なるためにどうすればよいのか?
というと・・・

 

3つのステップがあります。

 

①評価をしない
(悪口を言わない)

②共通の目的を持つ
(同じ目的を持つ仲間だと思う)

③相手の話を聴く
(コーチングができるようになる)

 

それぞれについて説明をします。

 

①評価をしない

 

これは人事評価をしないという
意味ではありません。

 

良い悪いの評価をしないということです。

 

もっと言うと悪口を言わないということです。

 

人は、どうしても、
自分と違うものを排除してしまいます。

 

だから、自分と違う人がいると
間違っていると評価をして、
自分から遠ざけます。

 

しかし、人と人は違います。

 

私にとっての当たり前は
相手にとっての当たり前では
ありません。

 

自分と違っていても、
それは違っているだけで
良い悪いではありません。

 

良い悪いの評価をしてしますと
それ以上は対話は進みません。

 

だから、評価を保留することが
大切です。

 

とはいえ、人間ですから、
どうしても評価をしたくなります。

 

そんな時にお伝えしているのが
効き脳です。

 

効き脳についてはこちら

https://robotjinji.com/blog/2017/01/22/%e3%81%bf%e3%82%93%e3%81%aa%e9%81%95%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%bf%e3%82%93%e3%81%aa%e3%81%84%e3%81%84%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%80%81%e6%9c%ac%e5%bd%93%e3%81%ab%e3%81%9d%e3%82%8c%e3%81%a7%e3%81%84%e3%81%84/

 

効き脳には4つのタイプがあります。

A:論理脳・理性脳
B:計画脳・堅実脳
C:友好脳・感覚脳
D:全体脳・創造脳

 

この割合が人によって違います。

 

高いものもあれば、
低いものもあります。

 

そのため、
自分が高いものが相手が低かったり、
自分が低いものが相手が高かったりします。

 

つまり、お互い違うだけで
優劣ではないということを
理解してもらうようにしています。

 

違いが分かると、
対立していることが当たり前のこと
としてとらえられるようになります。

 

②共通の目的を持つ
(同じ目的を持つ仲間だと思う)

 

そもそも、
チームには目的があります。

 

目的もなくチームになることが
ありません。
(目的がないのはグループです。)

 

ただ、一人一人もに目的があります。

 

通常、チームの目的より
一人一人の目的が優先されます。

 

自分の目的を優先するあまり、
無意識に相手の目的の障害になって
いることがあります。

 

ルービックキューブです。

 

青い面をそろえている人は
青い面がそろったら
動かされたら困ります。

 

せっかくそろえたのに
面が崩れます。

 

しかし、
赤い面をそろえている人は
動かさないと赤い面はそろうことは
ありません。

 

青い面の人は赤い面の人のことを
ジャマしようとしているわけでは
ありません。

 

青い面を保とうとしているだけです。

 

しかし、結果としてジャマをして
いることになります。

 

では、どうすればいいのか?
というと・・・

 

全ての面をそろえることを
共通の目的にすればよいのです。

 

今回のコロナウィルスによる
イベントの自粛も
感染のスピードを遅らせる
という共通の目的があるから、
できることだと思います。

 

同じ目的を持てれば、
対立があっても、
同じも目的を持った仲間だと
理解ができるようになります。

 

③相手の話を聴く
(コーチングができるようになる)

 

同じ目的を持っていても
人と人は違うので、
やろうとすることが違います。

 

違うことをやろうとするので、
お互いに不信感が生まれます。

 

自分から見えていることは
全ての自分の脳というフィルターを
通して見えたものです。

 

相手が何を考えているのか?
までは分かりません。

 

そのためには、
相手に聴くことが大切です。

 

しかし、ほとんどの人は、
聴くことができません。

 

それは自分が正しいと
思っているからです。

 

ほとんどの人が「訊く」になています。

 

「訊く」というのは、
口できくという意味です。

 

部下の話をききながら、
自分が何を言おうか?と考えながら
きいている状態です。

 

何を言おうか?考えている段階で
部下の話は聴けていません。

 

そういう意味では、
①に戻るのですが、
人と人が違うということを
理解した上で、
相手の話を聴くということです。

 

実はこれがコーチングです。

 

これは訓練しかないので、
実際には私がやってみせながら、
ご自分でもやっていただいて、
身につけていただくようにしています。

 

前回のブログでも書いたように
私がお客様のところでやっていることは、
対話を促進して、
対話をできる人材を増やしていくことです。

 

簡単に対話をしましょう!
言われますがが、
ちゃんと学ばないと
対話はできないと思っています。

 

先日までご案内していた経営塾も
経営者の方にまず対話力を
付けていただきたいと思って、
やっています。

 

秋に開催予定です。

 

その時はまたご案内させていただきます!

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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