昨日は、
ZOOMで研修をしてきました。
3時間半の長丁場です。
通常でも研修でも、
3時間半は長いと思います。
動きの少ない
ZOOMの研修で3時間半は
受ける方は大変だと思います。
私が研修をする時に
心がけているのは、
タテをヨコにするということです。
研修で講師が教えるというのは
話し手と聞き手がタテの位置にあります。
上から下に落とすイメージです。
そういうタテの関係だと
自分事にならないのです。
何もしなくても、
上から情報が降ってきます。
自分から情報を取りに行こうと
しないからです。
自分事になっていないと
研修をやっても無駄です。
他人事で話を聞いているだけでは
できるようにはなりません。
研修を受けて、
成果が上がるというのは、
行動をしてもらうことです。
行動をしてもらおうとしたら、
自分事として考えてもらうこと
が大事です。
自分の為になると思ったら
行動するからです。
だとしたら、
タテの関係をヨコの関係に
しなければなりません。
ヨコの関係と言うのは、
私が質問して答えてもらうとか
受講生同士で話をしたり
双方向のコミュニケーションをする
と言うことです。
ヨコの関係になって、
初めて、人は考えるのです。
よく、研修を受けていて、
講師に急に質問をされて
あたふたすることがあると思います。
あたふたするということは、
講師から質問をされるまで
自分事になっていなかった
ということです。
だから、私の研修では、
ヨコの関係になれるように
シェアの時間を多くとります。
そうすることで
自分事に感じてもらって、
行動につなげるようにして
成果を上げてもらおうと思って
いるのです。
そう考えると
お説教って効果がないのです。
お説教こそ、タテの関係です。
お説教を受けている時は
他人事です。
お説教を受けている方は、
早く終わらないかな?
と思っています。
では、
お説教をヨコにするためには
どうしたらよいのか?
というと・・・
「コーチング」です。
相手の現状を聞いて
目指すゴールを確認して
ギャップを明確して
そのギャップを埋める行動を
考えて実行してもらう・・・
だから、経営者や管理職は
コーチングができないと
部下指導ができないのです。
今の若者は、お説教をありがたく
聞いてはくれません。
自分にとって
それがどういう意味があるのか?
何のためにそれが必要なのか?
が明確にならないと行動しません。
そのためには、
お互いが質問できる関係にないと
聞きたいことが聞けないのです。
なので、
伝えたいことがある時は、
いかにヨコの関係になるか?を
意識してもらうとよいと思います。
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