感情的になると対話ができない

れいわ新選組の議員が、
衆議院予算委員会の集中審議で
岸田総理を
「鬼」「資本家の犬」「財務省の犬」
とののしり、
委員長に注意される場面がありました。

 

議論をするのと
ののしるとは違います。

 

議論をするのであれば、
なぜ、「鬼」「資本家の犬」
「財務省の犬」なのか?
を説明する必要があります。

 

単に感情的になって
悪口を言っているように
しか思えません。

 

いつも思っているのですが、
感情的になっている人とは距離を置く
ほうがよいと思っています。

 

基本的に、人は1つのことしか
できないと思っています。

 

感情的になっている時は、
思考が働きません。

 

考えながら怒っている人は
いません。

 

だいたい、怒っているうちに
何を怒っていたのか?
忘れてしまいます・・・

 

人間、そんなものです。

 

相手が感情的になっている時に
相手と話をしても、
論理的に考えられないので、
話しても意味はありません。

 

だから、
相手が感情的になっている時は
聞いているフリをするしか
ありません。

 

これは、
聞く気がないのではなくて、
まともに聞いて、
コチラも感情的になったら
収拾がつかなくなるからです。

 

だから、
感情的になっている人とは
距離を置くようにしています。

 

人と人は違うので、
自分が正しいと思っていることと
違うことを言う人がいるのは、
仕方がないことです。

 

しかし、
問題解決をしたのであれば、
その違いを乗り越えて、
解決策を生み出していく必要が
あります。

 

これが『対話』です。

 

対話は、
クリエイティブな作業です。

 

お互いの意見を押し付けることなく、
どちらの意見でもない
新しい解決策を生み出すこと
だからです。

 

だから、対話をするには
コミュニケーションを取る
必要があります。

 

私は、コミュニケーションは、
キャッチボールだと思っています。

 

取りやすいボールを投げれば、
すぐに投げ返せます。

 

しかし、
投げたボールが悪いと
投げ返すことも難しくなります。

 

それどころか、
感情的になって、
相手にぶつけてやろうと思って
ボールを投げていると
相手は逃げていきます。

 

ぶつけられたくないですから・・・

 

これでは、対話になりません。

 

問題解決をするのであれば、
相手を決めつけることなく、
相手のことを知ろうと思うことが
必要になります。

 

とはいえ、
人間は感情の動物です。

 

すぐに感情的になります。

 

でも、そこは、
感情を相手にぶつけるのではく、
自分の中にその感情があることを
受け止めて、
問題解決のために、
コミュニケーションを取るしかない
のです。

 

もちろん、対話ですべてが解決する
わけではありません。

 

でも、対話で解決したほうが
お互いにメリットがあると思うのです。

 

相手が感情的になっている時は
冷静になると信じて、
待つしかないと思います。

 

それでもなお、
相手が感情的ならば、
ひたすら距離を取るしかないと
思っています。

 

今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

 

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