その裏には何かがある

Jリーグ最年長選手の
三浦知良選手が試合に出場し、
自らが持つ最年長記録を
53歳9カ月23日に
塗り替えたそうです。

 

横浜FCカズが最年長出場記録を更新
来季へ意欲「挑戦していきたい」
https://news.yahoo.co.jp/articles/3283790f8ab453884d69e95f9f91ba4b05254c5e

 

サッカーのような
激しいスポーツで、
この年齢まで試合に出ることは
驚異的なことだと思います。

 

日ごろから、
コンディションと整えるのも
本当に大変だと思います。

 

すさまじい努力があるのだと
思います。

 

頭が下がる思いです。

 

まさにレジェンドです。

 

その一方で、
ベテランのカズ選手よりも
若手の選手を出場させるべきだ!
という声もあります。

 

たしかに
カズ選手が出場することで
若手の出場機会を奪っていること
になります。

 

しかし、
カズ選手が出場することで
話題になり、
チームが注目されることも確かです。

 

どちらも一理あります。

 

こういう時に
どのように判断したら
良いのでしょうか?

 

ものごとを考えるにあたって
3つのレベルがあります。

 

①シングルループ
物事に「適切に取り組んで」いるか?
「方法の適切さ」について考えます。

 

今回でいうと、
カズ選手は能力的に出場できるのか?
という議論です。

 

もっと上手い選手がいるのに
監督がカズ選手に気をつかって
出場させているのではなか?
みたいな話です。

 

②ダブルループ
「適切な物事」に取り組んでいるか?
「目的・目標の適切さ」について考えます。

 

カズ選手が出場することで
最年長出場記録を更新されて
話題になるということと
チームが目指している目的や目標
が一致しているのか?
という議論です。

 

チームが存続するために
注目されることも必要なんではないか?
みたいな話です。

 

③トリプルループ
何が適切で、何が適切でないかについて、
「どのように判断している」のか?
「目的・目標設定の信念・価値観など」
について考えます。

 

カズ選手が
最年長出場記録を更新して、
来年も現役を目指すことは、
サッカー界にとってどんな意味が
あるのだろうか?
という議論です。

 

サッカー選手のキャリアを
考える上でも、
現役選手に将来を考えさせることに
なるのではないか?
みたいな話です。

 

どれが正しくて、
どれが間違っているのではなくて、
なるべく多くの視点から
考えることが大切だと思うのです。

 

感情的になると
シングルループになりがちに
なります。

 

冷静に考える必要があります。

 

そんなふうに考えると
W杯直前で代表選考に外れる
という経験をしている
カズ選手が若手の活躍の場を
奪っていることに気づいていない
わけがありません。

 

 

つまり、考えがあって
やっているんじゃないか?
と思うのです。

 

人は選んでいるので、
そこに何かしらの意思があります。

 

そこを感じ取るには、
対話が必要です。

 

その前提になるのが、
3つのループの思考法です。

 

私が対立が起こっている組織に
コンサルティングに入る時の
思考法でもあります。

 

常に対立している双方の意図が
なんなのか?

 

お互いの3つの思考を考えることで
共通のビジョンを見つけようとします。

 

対立している双方が
上手くできるとしたら、
それは共通のビジョンしかないからです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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