絶対に間違っていないと思ったら注意する

昨日は、出張で、
久しぶりに飛行機に乗りました。

 

通路を進んでいくと、
何やら前でモメています。

 

キャビンアテンダントの方が
すぐにやってきました。

 

どうやら、
自分の席に座っている人がいる!
と怒っているようです。

 

チケットが表示されている
携帯電話の画面を示して
自分は絶対に間違っていない!
と主張されています。

 

何もそんなに強く言わなくても
良いのに・・・というぐらい
高圧的な言い方です。

 

そこで、
キャビンアテンダントの方が
チェックインした時の
レシートを確認するように
お願いをしました。

 

すると、そこには、
違う座席番号が記載されていました。

 

使用機体の変更等で、
シートが変更になることがある
とのことでした。

 

それで、
もめごとは解決しましたが、
怒っていた人は、
なんとも気まずそうでした。

 

人は自分が絶対に間違っていない
と強く思えば思うほど、
相手を強く責めます。

 

それは、
自分は悪くないと確信しているので
自分が責められることがないので、
安心して相手を責めることが
できるからです。

 

最近のマスコミの取り上げ方も
同じような感じで
勧善懲悪の世界で人を責めます。

 

安全な位置を確保してから、
相手を攻撃します。

 

いわゆるマウントを取る
という話です。

 

マウントを取ると、
上からすべてが見えているような
気になっているかもしれません。

 

しかし、上から見てしまうと、
1つの面しか見えなくなります。

 

いつも言っている
ルービックキューブ理論です。

 

ルービックキューブは、
6面ありますが、
真上から見たら1面しか見えません。

 

斜めから見たり、
裏側にまわることで、
ようやくすべての面をみることが
できます。

 

つまり、
物事はそんな単純ではなくて、
分かりやすいということは、
見落としていることがあるかも
しれないということです。

 

私がお客様から
人の悩みを聴いている時も、
常に見落としていることがあるのではないか?
と思って、聴くようにしています。

 

これもいつも言っていることですが、
人は選んでいます。

 

他人の行動を見て、
自分から見たら、理解できないことでも
その人は選んでいるからには、
理由があるのです。

 

相手が間違っていると思った瞬間に
相手の考えていることが
分からなくなります。

 

だから、自分が、
絶対に間違っていないと思った時が
一番、危ないのです。

 

そう考えると、
相手の話を聞かずに、
一方的に相手を責めるようなことを
している限りは、
本当のことは分からないんだろうな!
と思います。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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