テレワークを続けるならクビ?

テスラのCEOの
イーロン・マスク氏が、
社員に対して、
「リモート勤務は今後容認しない」
と通告したことが話題になっています。

 

テレワークが良いか?悪いか?
という話になるのだと思いますが、
テレワークは手段でしかありません。

 

テレワークが良いか?悪いか?は、
目的である仕事の内容によるのだと思います。

 

例えば、事務仕事のように
テレワークで仕事が完了するなら
通勤時間もなくなりますから
生産性は相当高くなると思います。

 

しかし、
創造性が必要とされる仕事の場合は、
そもそも、テレワークで成果が出せる
のでしょうか?

 

イーロン・マスク氏が言いたいのは、
創造性の高い仕事をして欲しい!
ということだと思います。

 

創造性の高い仕事とは、
アイデアを形にするということだと
思います。

 

アイデアだけでは、
収益を生みません。

 

アイデアがビジネスになって
はじめて、収益を生みます。

 

Twitter上で、
「出社勤務はもう古い」
と考えている人たちについて
コメントを求めらた
イーロン・マスク氏は
「出社せずに働いているフリをしてるんだろ」
と答えています。

 

イーロン・マスク氏は、
ビジネスをするのはなく、
ビジネスを作れ!
と言いたいのだと思います。

 

では、なぜ、テレワークでは
ビジネスが作れないのでしょうか?

 

それは、
「効き脳」で説明ができます。

 

「効き脳」は思考のパターンです。

 

思考のパターンは
4つに分けることができます。

 

それぞれの機能を分けると
A:論理脳、理性脳
B:計画脳、堅実脳
C:感覚脳、友好脳
D:全体脳、創造脳
の4つに分けることができます。

 

アイデアを形にするためには
この「効き脳」を順序よく
活かす必要があります。

 

その順序は
「クリエイティブプロセス」
と言います。

 

【クリエイティブプロセス】

D(全体脳)

A(論理脳)

C(感覚脳)

D(全体脳)

B(計画脳)

 

なぜ、この順序なのか?
というと・・・

 

D(全体脳)は、
アイデアや発想を生み出します。

 

しかし、
アイデアや発想は思いつきなので、
そのまま実現するのは困難です。

 

そこで、
登場するのがA(論理脳)です。

 

D(全体脳)が出したアイデアを
論理的に考えて現実的なものに
修正していきます。

 

しかし、
まだ、それは机上の空論で、
理屈っぽく、難しくて、
みんなが理解できません。

 

そこで登場するのが、
C(感覚脳)です。

 

みんなが理解できていないことを
感じ取って、
A(理論脳)に説明を求めます。

 

A(論理脳)とC(感覚脳)の
やり取りを繰り返すことで、
みんなが理解できるようになります。

 

みんなが理解できるようになるのですが、
C(感覚脳)は決断力に欠けます。

 

ここで、
再び登場するのがD(全体脳)です。

 

全体が見えているので、
「これでいける!」という決断ができます。

 

ところが、
これでもまだイメージの世界です。

 

実際に実行するには、
計画が必要です。

 

そこで、最後に
登場するのがB(計画脳)です。

 

それまでに
議論したアイデアを
計画に落とし込んで管理します。

 

ここまで来て
アイデアがビジネスとなります。

 

で、問題は、
この「クリエイティブプロセス」を
テレワークで回せるのか?
という話です。

 

それは難しいと思います。

 

1つ1つの仕事はできても
つなげることはできないからです。

 

ビジネスを作るという観点で考えると
テレワークは選択肢として
そもそも「ない」のです。

 

生産性を求めるなら、
テレワークは有効なんですが、
創造性を求めるなら、
テレワークは悪手だということです。

 

そして、大事なことは、
生産性は機械には勝てないということです。

 

それでもテレワークを続けますか?
という話なんだと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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