記者会見を開き、
「僕は社員を信じています」と
言っていたKADOKAWA会長本人が
逮捕されてしまいました。
あたかも自分は関係ないと
言わんばかりの記者会見でしたが、
結局、会長自身も逮捕されてしまいました。
私はこのギャップが気になりました。
自分が捕まるかもしれない
と思ったら、
記者会見なんて開かない
と思うのです。
実は、この記者会見、
会長自ら希望したものだそうです。
だから、まったく、
捜査が自分に及ぶとは
思っていなかったのだと思います。
しかし、
周りから見たら、
会社として7000万円ものお金を
支払っておいて、
会長が知らない訳がないだろう
と思います。
周りは見えているのに
自分は気付けない・・・
いわゆる「裸の王様」です。
実力がある人が
結果を残せば残すほど
周りの人はNOで言えなくなります。
結果も出していないあなたに
言われたくない！
と言われてしまえば、
それまでなので・・・
しかし、
自分のことは一番見えません。
周りから指摘をしてもらうことが
必要にもかかわらず、
指摘してもらえなくなる・・・
光と影
光が強くなればなるほど
影も強くなります。
出版業界が不況にあえぐ中、
KADOKAWAを、
電子書籍や映画など
新しい事業を推し進め、
「総合メディア企業」に
生まれ変わらせたその手腕が
仇になりました。
いつもブログに書いていますが
人は強みでやらかします。
強みの裏側には弱みがあります。
強みを発揮している時は
弱みがむき出しになっています。
完璧な人はいないので、
弱みをカバーしてくれる人が
必要です。
そして、
人にカバーしてもらうからには
コミュニケーションが必要です。
コミュニケーションとは
キャッチボールです。
相手が受け取りやすい
ボールを投げない限り返ってきません。
補ってもらうためにも
相手が受け取りやすいボールを
投げる必要があるのです。
そういう意味で、
実力があればあるほど、
コミュニケーション能力が
必要になるのだと思います。
相手を知るなら
まず、自分を知る必要があって
その自分を使いこなすことが
大事だと思っています。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
チームビルディング経営塾6期ONLINE
組織作りのコンサルタントをしていて
経営者の方が組織作りのノウハウを知っていたら
もっと組織がうまくいくのにもったいない
と思うことが多いです。
実は組織作りのポイントは３つしかありません。
その３つを6ヶ月でお伝えをしています。
6ヶ月後には確実に組織の成長を
感じることができるようになります。
チームビルディング経営塾の詳しいことはコチラ
コメントを残す