構造とは選択した基準である

前回のブログで
「構造」について書きました。

 

同じようなことが3回続くと、
そこには「パターン」があって、

 

「パターン」があれば、
そこには「構造」があると・・・

 

「構造」というのは、
そうなってしまう
やり方だったり、ルールだったり、
仕組みだったりします。

 

ただ、この「構造」というのが、
分かりづらいという声をいただきます。

 

そこで、今日は、
「構造」について書きたいと思います。

 

「構造」とは、
ズバリ!選択した基準のことです。

 

ちょっと、何を言っているのか?
よくわからないかもしれません。

 

人生は選択の連続です。

 

人は一日に60,000回
選択をしていると言われています。

 

選択をした結果が「今」です。

 

つまり、選択が
「パターン」を生み出しています。

 

選択した結果が
「パターン」だとすると、
選択の基準が「構造」です。

 

前回のブログで、
私のブログには誤字があるけど
午前中にアップすることを
優先します!と書きました。

 

つまり、私が、
誤字を完璧に直すことより
午前中にアップすることを
選択しているということです。

 

そして、その選択ゆえに
誤字という結果があると言うことです。

 

この「選択」が構造です。

 

ブログの冒頭で、

「構造」というのは、
やり方だったり、ルールだったり、
仕組みだったりします

と書きました。

 

やり方は、選択を示したものです。

 

ルールは、選択の基準です。

 

では、仕組みは?というと・・・

 

いちいち選択をしなくていいように
事前に設定されている選択の基準です。

 

このように説明すると、
「構造」というのは、
選択の基準だということが、
おわかりいただけるのではないか?
と思うのです。

 

ここで、あらためて、
「氷山モデル」について
復習をしてみたいと思います。

 

 

【氷山モデル】

「できごと」
何が起こったのか?

=============

「パターン」
どんなパターンなのか?
繰り返し起こっていることが何か?

=============

「構造」
どのようなしくみになっているのか?
どんなメカニズムになっているのか?

=============

「メンタルモデル」
どんな思い込みがあるのか?
何がそうさせているのか?

 

このように見て見ると、
「構造」の下に
「メンタルモデル」があることが
理解いただけるのではないか?
と思います。

 

つまり、
「選択の基準」というは、
「メンタルモデル」の表れです。

 

これで、

「できごと」
「パターン」
「構造」
「メンタルモデル」

がつながりとして見えた
と思います。

 

「できごと」を解決するのは
「メンタルモデル」から
解決する必要があります。

 

しかし、
「メンタルモデル」を
変えるのは難しいです。

 

「メンタルモデル」は、
選択の基準となる「価値観」です。

 

「価値観」を変えることが
そう簡単にできることでは
ありません。

 

だから「構造」を変えましょう!
ということを言います。

 

「構造」を変えるというのは
「選択」を変えるということです。

 

「選択」を変えることが
「パターン」を変え、
「できごと」を変えます。

 

つまり、
より良い「選択」をすることが
成果につながります。

 

実は、コーチングが
人材育成に必要だと言っている
理由がここにあります。

 

コーチングは、質問を通して、
より良い「選択」ができるように
サポートしています。

 

自分でより良い「選択」をすることで
成果を出すという経験が、
人の成長に大きく役立ちます。

 

単にコーチングをすればいい
ということではなくて、
コーチングによって「選択」をして
成果を出すということが
大事なのです。

 

「選択」が「構造」になり、
「パターン」を変え、
「できごと」を変えます。

 

「構造」とは「選択」した基準である
ということを理解できるようになると
自分の何を変えないといけないのか?が
分かるようになると思います。

 

今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

 

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