昨日は、以前お知らせしていた
戦略人事超実践講座の
説明会セミナーでした。
自社の経営戦略に基づいた
人事戦略を構築し実践することを
ゴールとした内容の講座です。
そのため、
専門的な言葉が出てきます。
専門的な言葉って、
分かっているようで
分かっていないことが多いです。
昨日の講座の中で
よく分からないと言われたのが
「組織開発」という言葉です。
「組織開発」については
「人材開発」とセットで言われること
が多いです。
では、
「人材開発」と「組織開発」の違い
は何でしょうか?
「人材開発」という言葉は
よく知られていると思います。
社員研修を実施して
社員の能力を伸ばすことです。
ほとんどの会社で行っている
と思います。
では、
「組織開発」はいかがでしょうか?
そもそも、「組織開発」って何?
と思われる方が多いと思われます。
「組織開発」とは
組織内の当事者が自らの組織を
効果的にしていくこと
とされています。
ちょっと何言っているのか?
分かりません。
私なりに分かりやすく言うと・・・
こんなことありませんか?
社員、一人ひとりと話していると
みんな一生懸命で、いい人ばかり・・・
なのに、組織となると
不平や不満だらけでまとまらない・・・
これが、「組織開発」が必要な状態です。
社員一人ひとりが問題なら
「人材開発」をすればいいのです。
でも、社員が良くなっても
必ずしも、組織として良くなるとは
限りません。
これが組織の不思議なところです。
不思議と書きましたが、
組織が上手くいかないのには
理由があるのです。
組織として機能していない
ところがあるのです。
だから、
組織を上手くいかせようとしたら
組織が機能するように
訓練する必要があるのです。
このように考えると
冒頭の「組織開発」の意味が
分かるのではないでしょうか?
「組織開発」とは
組織内の当事者が自らの組織を
効果的にしていくこと
つまり、
組織にいる人が
自分のいる組織を機能するよう
にすることです。
チームとしての訓練は
チームメンバーと一緒でないと
できません。
では、どうやって、
訓練するのでしょうか?
組織開発の第一人者
立教大学の中原教授によると
1.見える化
普段は見つめていない組織の課題を
「見える化」すること
2.ガチ対話
見える化させた組織の課題を、
関係者一同が見て、話し合うこと
3.未来づくり
自分たちの組織の未来を、
自分たちで話し合って、
自分たちで決めること
ということです。
こんなんで組織が変わるの?
と思われるかもしれません。
そう!超・地味なんです。
しかし、
これ、できるでしょうか?
難しいんじゃないかな?
と思います。
まず、時間が取れますか?
どうやって、
問題を見える化しますか?
普段の会議から
話し合うことができていますか?
普段から、
自分達で決めていますか?
そうなんです。
そういうことができていないから
上手くいかないのです。
でも、今まで
「組織開発」なんかなくても
上手く行っていたじゃないか?
と思われるかもしれません。
今、どうして、
「組織開発」が必要になってきたのか?
ちょっと長くなったので、
その理由については、
次のブログで書きたいと思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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