今、なぜ、組織開発が必要なのか?

前回のブログで、
最近、耳にすることが増えてきた
「組織開発」が何なのか?
について書きました。

 

「組織開発」とは、
簡単に言えば、

単に人が集まっても
組織は機能しないので、
組織が機能するように
組織にいる人たちが訓練すること

です。

 

具体的には、
組織の課題を見える化して
その課題を関係者一同で話し合い、
自分たちで組織の未来を
自分たちで決めることです。

 

これができるようになると、
組織が機能します。

 

なんだか、
当たり前の話だと思われるかも
しれませんが、
これがなかなかできません。

 

で、今まで、
こんなこと(組織開発)をしなくても
上手く行っていたじゃないか!
と思われるかもしません。

 

ということまで、
前回のブログで書きました。

 

今回は、なぜ、今になって、
「組織開発」が必要になってきたのか?
について書きたいと思います。

 

これは、私の見立てなんですが、
無理ができなくなってきているから
だと思います。

 

以前は、組織に問題があっても、
みんな、無理をしました。

 

仕事が終わらなければ、
サービス残業や休日出勤をしました。

 

決算の前には徹夜をするものだ!
と教えられました。

 

上司の理不尽も甘んじて受けました。

 

そして、
そんな無理を評価する風潮がありました。

 

しかし、それは昭和の話で
令和の今の時代では、
そんな無理が認められなくなりました。

 

そんな中でも、
唱和の時代に育った社員や
若手でも我慢強い社員が
その無理に耐えて働いています。

 

誤解がないように言うと
私も昭和の時代の人間です。

 

仕事が好きで、
休みの日でも仕事をするのは
苦になりません。

 

だから、
昭和の人間をダメだと言うつもりは
ありません。

 

しかし、
現状のやり方を維持しようにも
そういう無理がきく社員が減っています。

 

つまり、組織の問題を
「無理」で乗り切ることが難しく
なってきているのです。

 

そうなると、
今までは問題ではない(と思っていた)
問題を自分たちで解決しなければ
ならなくなりました。

 

こんな話をすると・・・

 

そんな甘い考えでどうするんだ!

 

甘やかしても人は育たない!

 

我慢が足りない!

 

なんて、
言われることもあります。

 

でも、こんなことを言っていると、
無理がきく人材でないと
生き残れない組織になっていく・・・

 

無理がきく人材だけで
組織を作っていくのであれば、
それは、それでよいと思います。

 

でも、それだと、
いつかは人材は枯渇します。

 

無理がきく人材は減っているからです。

 

それだと、
会社の存続は難しくなります。

 

では、どうしたらよいのか?

 

その問題解決を
トップダウンでやってしまったら、
トップが決めたやり方を
無理をして受け入れるしかありません。

 

そうではなくて、
社員たちが自分たちの問題を
自分たちで解決できるように
していくことで
無理しなくてもよい働き方が
できるようにすることです。

 

そこに、
「組織開発」が必要になるのです。

 

無理をして、問題解決しても
本当の解決にはなりません。

 

目の前の問題が、
自分達の問題として
自分達で解決できるように
なることが必要です。

 

無理がなくなるとは思いますが、
自分が決めたことなら
多少の無理がきくようになります。

 

そういう意味で、
自分達で解決させることが
大事なのです。

 

正直、この問題は
頭では分かるんだけど、
納得できないという声をいただきます。

 

それはその通りだと思います。

 

ただ、ここを乗り越えないと
組織の成長はないんだと
私は思っています。

 

そして、
そこをやり切れるように支えるのが
私の仕事だと思っています。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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