感染を拡大させないことが組織を変える

新型コロナウイルスの問題は
終わりが見えないということです。

 

終息したというためには
拡大が収まらなければなりません。

 

では、どうしたら、
拡大が収まるのでしょうか?

 

それは、
「再生産数」が1未満になった時です。

 

「再生産数」とは
1人の感染者が何人に感染させるか?
という数値のことを言うそうです。

 

「再生産数」が「1」というのは
1人の感染者が1人に感染させる
という意味です。

 

それがどういう意味を持つか?
というと・・・

 

感染させた人が治癒しても
感染した人が残っているので、
プラスマイナスゼロです。

 

プラスマイナスゼロというのは
拡大していないということです。

 

逆の言い方をすると、
感染は止まっていないとも言えます。

 

「再生産数」が1未満でなければ
感染者数は減って行かないからです。

 

だから、
「再生産数」を1未満にすることが
当面の目標になります。

 

「再生産数」を1未満にする方法が
2つあります。

 

1つは感染の機会を少なくする
ということです。

 

つまり、クラスターをつぶす
ということです。

 

今まさに、やっていることです。

 

もう1つは、
「集団免疫」という理論があります。

 

「集団免疫」というのは、
集団の中で免疫を持っている人が
十分にいたら感染の拡大が止まる
という理論です。

 

言い方がおかしいですが、
例えば、5人の集団がいたとして
感染者を除く4人のうち、
免疫を持っている人が3人いたら、
1人にしか感染しません。

 

つまり、
免疫を持っている人を
増やしていけば
いずれ感染は止まります。

 

コロナウイルスの「再生産数」は、
WHOの推定では、1.4~2.5ですので、
人口の30%~60%が感染した時点で
感染の拡大が止まります。

 

それ以上感染する人がいなくなる
だけの話なんですが…

 

仮に50%だとすると、
人口の半分が感染するまで
感染が拡大することになります。

 

となると、日本の人口は
1億人ですから、5000万人まで
感染する必要があります。

 

現在、感染者が1000人だとすると
集団免疫を獲得するまでには
まだまだ時間がかかりそうです。

 

いっそのこと、一気に、
感染者を5000万人に増やせば、
拡大は止まりますが、
それでは、医療崩壊が起こります。

 

医療崩壊が起これば、
より多くの死者が出ます。

 

だから、
感染のスピードを抑えながら
感染者の数を増やしていく必要が
あります。

 

と、ここまでは
新型コロナウイルスの話ですが、
これは組織を変える場合も
同じだと思うのです。

 

組織のコンサルティングを
していて、いつも問題になるのが、
変わろうとしない人をどうするのか?
ということです。

 

組織を変えるためには、
組織のメンバーが一人一人
変わらなければなりません。

 

しかし、変わろうとしない人が
必ず、現れます。

 

人は変えることはできないので
変わろうとしない選択をするのは
仕方がないことです。

 

そこで大事なことは
これ以上、変わろうとしない人を
増やさないということです。

 

つまり、変わろうとしない人の
影響力を今より広げない
ことです。

 

変わろうとしない人は
自分だけはいやなので、
周りの人を引き込もうとします。

 

引き込まれてそうになっても
周りの人が拒めるか?が
大事になってきます。

 

そのためには
変わろうとしない人が増える
「再生産数」を1未満にする
必要があります。

 

もし、「再生産数」が
「0.5」であれば、理論上、
変わろうとしない人はいなくなります。

 

う〜ん、今日の話しは
我ながら無理やりな感じがします。

 

つながるイメージはあったのですが、
上手く収まりませんでした。

 

こんな日もあります。

 

ただ、言いたいことは・・・

 

変わろうとしない人を変えよう
とするよりも、
変わろうとしない人を増やさないことが
大事だということです。

 

そのためには
変わろうしている限り
その人を応援するということが
大事なのです。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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