研修で人材育成はできない?

コロナが落ち着いてきて
リアルで研修を依頼されることが
増えています。

 

これまで人が集まることが
できなかったので、
しばらく、研修をやっていなかった
という会社さんも多いのだと思います。

 

だから、そろそろ、
以前のように研修をやろう!
と思うのだと思います。

 

で、こんな感じで依頼をいただきます。

 

瀧田さんって、
どんな研修ができますか?

 

研修は「しくみ」です。

 

教育制度の中に研修があります。

 

昨日のブログで書いたように
「しくみ」から始めると
成果につながりません。

 

「しくみ」は
目的がハッキリしないと
成果は上がりません。

 

だから、
大事なことは「目的」です。

 

何のために研修をやりたいのか?

 

つまり、「目的」をハッキリさせる
ところからスタートします。

 

すると、ほとんどの場合、
リーダーが育っていないとか
リーダーが部下を育てられないとか
人材育成の相談をいただきます。

 

そうなんです。

 

「人材育成」が目的になることが多いです。

 

で、研修を依頼されます。

 

ここで、アレ?と思う方は
わかっている方がだと思います。

 

ズバリ言ってしまうと、
「人材育成」は研修ではできません。

 

研修は教育です。

 

「教育」と「育成」

 

この違いは何でしょうか?

 

「教育」は、
知識や技術を教えることです。

 

「育成」は、
知識や技術を使えるようにすることです。

 

だから、
「研修」は教えたら終わりです。

 

それに対して、
「育成」はできるようになるまで
終わりません。

 

つまり、
「育成」を「研修」でやることは
できないのです。

 

これは、
いつもブログに書いている
人ができるようになる
5つのステップです。

 

「知らない」→「知っている」が研修です。

 

研修をやっても
「知らない」→「知っている」に
なるだけです。

 

「育成」をしたいのであれば、
「やってみる」「分かる」「できる」まで
やる必要があります。

 

研修をやっても
できるようにならないのです。

 

でも、瀧田さんは
研修をやっているじゃん!
とツッコミをいただきそうです。

 

そうです。

 

だから、私の研修では、
「教育」は最小限にして、
できるだけ実践してもらっています。

 

私の研修で、
ゲームやワークが多いのは、
単に楽しいからやっているのではなく
できるだけ「やってみる」「分かる」まで
持って行きたいと考えているからです。

 

そういう意味で
研修+α のイメージでやっています。

 

だから、普通の研修よりも
「できる」ようになると思います。

 

実践が大事なのです。

 

とはいえ、最初は、
「知らない」→「知っている」です。

 

知識や技術のないところで
実践してみたところで成果は出ません。

 

だから、
研修と実践をセットでやらないと
人材育成にはなりません。

 

つまり、
やりながらでないと学べない
というのはそういうことです。

 

とはいえ、
時間もお金も限られていると思うので
どれだけ、効率よく学んで、
実践してもらえるか?を考えるのが
私の役割だと思っています。

 

研修は設計が命なのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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