先日、お客様から
会社のビジョンの作り方について
相談を受けました。
ビジョンといっても
いろいろあるので、
まず、その話からしたい
と思います。
いつもブログに書いていますが、
ビジョンというものは「映像」です。
映像のようにイメージできれば、
それは「ビジョン」です。
例えば、
今日の夜、何食べるのか?
イメージしてみて下さい。
ビールと餃子
これもビジョンです。
そう考えた時に
会社のビジョンを作る時に
何を気を付けたらよいのでしょうか?
ポイントは3つあると思っています。
まず、1つ目は、時間軸があります。
つまり、いつのビジョンなのか?
ということです。
1年後なのか?
3年後なのか?
5年後なのか?
10年後なのか?
時間軸によって、
考えるべきことが違ってきます。
1年後なら、
取り巻く環境はさほど変わらない
と思います。
しかし、5年、10年となると
環境は大きく変化するでしょうから、
その変化を考慮に入れる必要があります。
そういう意味で、
5年先、10年先のビジョンって
描くのが難しいと思います。
できない理由はたくさんあるので、
できるかどうか?別にして
やりたいことをビジョンにした方が
よいと思います。
2つ目のポイントは、
社員それぞれのビジョンを
描くということです。
会社のビジョンを作ろう!とすると、
会社の話をしてしまうのですが、
ほとんどの社員は、
会社のビジョンに興味がありません。
なぜなら、会社のビジョンなんて
関係ないと思っているからです。
しかし、週5日、1日8時間は
会社にいるのです。
会社と無関係ではいられません。
個人のビジョンを作ると
そのことに気付きます。
このように
個人のビジョンを作ることで、
会社のビジョンも考えられるように
なるのです。
3つ目のポイントは、
みんなでどうなっていたらよいのか?
を考えることです。
会社のビジョンを作るのですから、
社長のビジョンではありません。
会社は英語にすると『Company』
『Company』は日本語にすると
「仲間」という意味もあります。
つまり
会社のビジョンとは
会社の仲間とどうなりたいか?
ということです。
仲間とは、
社長さんと社員さんです。
つまり
社長さんと社員さんが
どんな風になっているか?を
動画をイメージするということです。
だから、「ビジョン」には、
社長さんも社員さんも含まれていないと
それは会社のビジョンとしては
意味がありません。
意味がないというのは、
ビジョンを描いたところで
何も起こらないということです。
社員さんがビジョンの中で
動き回るイメージが共有できているから、
やってみたい!と思うのです。
ビールと餃子がイメージできたら
食べたくなると思います。
イメージできないものなんて
興味がわくはずがありません。
そうならないためにも
会社のビジョンに、それぞれ、
社員さんの居場所を作ることです。
将来、会社がこうなった時に
自分はどんな役割を担っているのか?
自分はどんな風に関わっているのか?
イメージできるように
会社のビジョンを作るということです。
それって、結局、
社員、それぞれのビジョンを
束ねるようにまとめ上げることで
全体のビジョンできるのだと思うのです。
社員、それぞれが、
将来、こんな風になりたい!
ということを叶えるとしたら、
会社って、どんな風になっていたら
よいのか?
だからこそ、
個人のビジョンが最初にあって、
その先に、会社のビジョンがあると
上手くいきます。
こういう話をすると、
うちの社員にビジョンなんかないよ!
という話をされることが多いです。
でも、思い出して下さい。
ビジョンって、単なる映像です。
だから、
完全週休2日制で残業なし!
でも構いません。
ただ、会社も利益を出さないと
継続できないので、
完全週休2日制で残業なし!
になるために、
会社がどうなっていればよいのか?
その時に、どんな役割を担ってもらうのか?
どんなふうに会社と関わっていたいのか?
イメージできていればいいんです。
会社だって、
世の中に必要とされないと
生き残っていけないし、
社員だって
会社で必要とされないと
生き残っていけません。
そうやって考えていけば、
最後、落ち着くべきところに
落ち着くのだと思います。
30人ぐらいまでの
会社のビジョンの作り方のお話でしたが、
参考になればと思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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