世の中どーでもいいことに溢れている

自民党女性局の議員が
フランスでの議員研修中に、
観光やランチの写真をSNSに
投稿したことが批判を浴びています。

 

それを受けて、
自民党の幹部が苦言を呈し
旅行中の議員も謝罪をしました。

 

正直、どーでもいい話だと思いました。

 

研修旅行中に
観光なんて怪しからん!
という話なんだと思いますが、

 

写真にあげたから問題になった話で、
写真にあげていなければ、
問題にならなかった問題です。

 

結局、目に見えた出来事を
批判しているだけです。

 

今後、普通の議員であれば、
研修旅行中の写真を
SNSでアップしなくなるだけで、
今後も、観光をしたり、
豪華なランチも食べると思います。

 

だから、批判したところで、
見えなくなるだけで、
結局、何も変わらないのです。

 

職場でも、そういうことは
起こっていると思います。

 

つまり、
出来事レベルのことに
手を打ったところで効果がない
ということです。

 

こういうことを考える上で
氷山モデルという考え方が有効です。

 

【氷山モデル】

「できごと」
何が起こったのか?

=============

「パターン」
どんなパターンなのか?
繰り返し起こっていることが何か?

=============

「構造」
どのようなしくみになっているのか?
どんなメカニズムになっているのか?

=============

「メンタルモデル」
どんな思い込みがあるのか?
何がそうさせているのか?

 

海に浮かぶ氷山は、
見えているのは一部であって
本当の氷山は海の中に隠れています。

 

だから、見えている氷山だけに
注目することなく、
海の中にある氷山にも
目を向ける必要があります。

 

海の中を見るには、
目に見えている氷山と
同じようなことが起っていないか?
を探します。

 

すると、他にも
同じようなことが起っている
ことに気付きます。

 

だとすると、
同じようなことが起っているのは
どうしてなんだろうか?
ということを考えます。

 

それが「構造」です。

 

「構造」というは、
分かりづらいのですが、
今回でいうと「研修旅行」です。

 

研修旅行でないものを
研修旅行と言っているから
こんなことが起こるのです。

 

今回のような問題を
解決しようと思ったら、
研修旅行のあり方そのものを
見直す必要があります。

 

しかし、
そういう話は一切出てきません。

 

写真が出回るか?
出回らないか?だけの話しで
声高々に批判している方々の
血税の使い方は改善されません。

 

私から見ると、残念ながら、
感情を消費しているだけのようにしか
思えません。

 

何が言いたいのか?というと
感情に寄り添っても
問題は解決しないということです。

 

本当に問題を解決したいなら
感情は感情としておいておいて、
その感情の元になっている
「構造」を変える必要があります。

 

「構造」を変えない議論というのは
感情のはけ口になりますが、
意味がないのです。

 

そういう意味で、
世の中で騒いでいることって、
正直、どーでもいいことが多いのです。

 

今日の私のボヤキのようなブログも
感情的になっているので、
どーでもいいと言えばどーでもいいのですが・・・

 

本当に、世の中には、
どーでもいいことに溢れていますね!

 

もっと「構造」に切り込むことに
時間をかけるべきですね!

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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