コミュニケーションの質を高めるには?

お客様の会議に参加していて
よくある話が、そんな話聞いていない!
という話です。

 

言っていないのか?
聞いていないのか?
それはわかりませんが、
意思疎通が取れていないばかりに
結果的にチャンスロスになっています。

 

話を聞いて実行していれば
売上や利益アップにつながっていたのに
もったいない話です。

 

コミュニケーションはお金になるのに・・・

 

そういうもったいない話が
組織のいたるところで起こっています。

 

会議を外から見ている私からすると
もっとコミュニケーションを取ればいいのに・・・
と思うのですが、
当事者はそうは思わないのです。

 

それは、なぜか?というと・・・

 

コミュニケーションはコストだからです。

 

コミュニケーションには時間がかかります。

 

コロナも明けて、
直接、コミュニケーションを取るとなると
移動する時間もかかります。

 

そうなると、余計、コストに感じます。

 

コミュニケーションを取るのが
ますます、億劫になってきています。

 

その結果、
十分にコミュニケーションが取れず、
そんな話聞いていない!
ということが増えてきています。

 

そんな中で大事なことは、
コミュニケーションの質を高める
ということです。

 

コミュニケーションの質が高ければ、
コストだと思わなくなるからです。

 

では、
どうしたら、コミュニケーションの質を
高められるでしょうか?

 

これは、いつもブログに書いている
SSR理論に答えがあります。

 

SSR理論とは、
Strength(人材力)、
Structure(組織力)、
Relation(関係力)
の頭文字の略です。

 

この3つを掛け合わせることで、
チームとして成果を出すことができます。

 

コミュニケーションは「関係力」です。

 

この「関係力」の効果を最大にするには、
「組織力」を高めることです。

 

「組織力」というのは、
目的や目標、ビジョン、ゴールです。

 

つまり、何のために
コミュニケーションを取るのか?
コミュニケーションを取った結果、
どうなっていたら良いのか?
を明確にするということです。

 

コミュニケーションを取る時に
いきなり本題に入ってしまうことが多い
のですが、

 

本題に入る前に
今回のコミュニケーションの
目的や目標、ビジョン、ゴールを
共有しておくことが大事です。

 

さらに、
コミュニケーションを取りながらも、
その目的や目標、ビジョン、ゴールの
達成に向かているのか?
を確認することが必要です。

 

そのために、私は、
コミュニケーションの内側と外側を
意識することにしています。

 

コミュニケーションを取っていると
どうしても内側に入り込んでしまいます。

 

内側にいるな!と感じたら、
外側に出てみる・・・

 

外側から
話し合いがゴールに向かっているのか?
時間内に収まるのか?
決まったことと決まっていないことは何か?
具体的なアクションは何か?
こんなことを確認して、
また内側に戻るみたいな・・・

 

ゴールを決めて、離れて見るから
ギャップが明確になるのです。

 

私は、こんなことを意識しながら、
コミュニケーションの質を高めるように
しています。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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