メガネを外して見てみよう!

岸田首相は、経済対策と共に
「減税制度の強化」として、
減税政策を伝えました。

 

しかし、その政策が、
消費税や所得税などの
一般的な国民に関わるものでなく、
大企業向けの施策で、
国民に向けての減税の強化になっていない!
と批判を受けています。

 

それどころか、以前から、
退職金に対する課税強化や
防衛費増額のための課税強化など
増税路線を進んでいることから、
岸田首相に「増税メガネ」という
あだ名がついているそうです。

 

どうして、「増税メガネ」という
あだ名がついているのか?

 

単に岸田首相が
メガネをかけているからなのか?

 

それとも、増税ありきの
「増税メガネ」をかけているように
見えているからのか?

 

いずれにしても、人は、
何かしらの「メガネ」をかけている
と思うのです。

 

ここでいう「メガネ」というのは、
認知です。

 

認知というのは、
物事を見る時の見方です。

 

人は認知をしてから行動に移します。

 

この認知から行動に移すプロセスを
「推論のはしご」と言います。

 

①事実を選択する

②現実に意味づけする

③仮説を立てる

④結論を出す

⑤結論を信じる

⑥行動する

 

「はしご」なので、
本当は下から上に上がっていくのですが、
ブログで書くと上から下になるので、
順番は逆になります。

 

いずれにしても、
①から⑥にステップを進めることで
行動という結果が生まれます。

 

例えば・・・

 

いつも自分に批判的な
部下がいたとします。

 

その部下がダルそうに
仕事をしている姿を目にしたとします。
(①事実を選択する)

 

その姿を見たあなたは、
自分に対する当てつけだと思います。
(②現実に意味づけする)

 

その部下は自分に対して、
何かしらの嫌がらせをしているに
違いないと考えます。
(③仮説を立てる)

 

ここで、その部下に対して、
厳しく指導するべきではないか!
と考えます。
(④結論を出す)

 

やっぱり、厳しき指導するしかない!
と決断します。
(⑤結論を信じる)

 

ここぞとばかりに厳しく指導します。
(⑥行動する)

 

これで、本当に当てつけだったら、
厳しく指導してよいと思います。

 

しかし、もし、それが、
自分の思い違いだったらどうでしょうか?

 

もし、その部下が体調不良だったら?

 

もし、その部下の親族に不幸があったら?

 

人は自分が見たいようにものを見るので、
②現実に意味づけする時点で
間違うことが多いのです。

 

こういう時に大事なことは。
「望んでいた結果」は何だったのか?
ということをハッキリさせる
ということです。

 

上司として、部下に
どうなってもらいたかったのでしょうか?

 

おそらく、社員として、
成長して欲しいと思っていたのだと思います。

 

だとしたら、自分に対する当てつけだと
思ったのはなぜでしょうか?

 

そこに、どんな「メガネ」があったのでしょうか?

 

その「メガネ」は、
自分の望んでいることに必要でしょうか?

 

「メガネ」を外そうと思っても、
「メガネ」の存在に気付かなければ、
「メガネ」を外すことができません。

 

まずは、自分がかけている
「メガネ」に気付くことから
始める必要があるのだと思います。

 

それには、結局、
自分の行動を振り返ることによって
気が付くことができるんですよね!

 

果たして、岸田首相は、
どんな「メガネ」をかけているのでしょうか?

 

そして、岸田首相を見ている我々は、
どんな「メガネ」をかけているのでしょうか?

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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