感情と成長

組織のコンサルティングをしていると
いろいろな問題が起こります。

 

今までなかったミスが起こったり・・・
パートさんから不満が上がってきたり・・・
部門間で言い争いが起こったり・・・
お客様からクレームをいただいたり・・・

 

いつもブログに書いているのですが、
できることしかできないので、
できないということは、
それが組織の現状です。

 

組織のコンサルティングをしている時は、
今までやったことがないことに
チャレンジしているので問題が起こります。

 

組織に負荷をかけているので、
問題があるところに問題が起きます。

 

問題が起こったことは大変なんですが、
組織を変えていかないといけない
という認識を新たにするという意味で、
組織開発にとっては意味のあることです。

 

また、そこが問題点ですから、
そこが解決したら、組織は大きく変わります。

 

ただ、問題を解決する時に
注意していただきたいのが、
犯人捜しをしないということです。

 

問題を解決しようとすると
犯人を捜したくなります。

 

しかし、そもそも
問題を起こそうとしている人なんて
職場にいません。

 

みんな、
成果を出そうと一生懸命にやっています。

 

まず、そこを信じられるか?
だと思います。

 

そこを信じないと組織は崩壊します。

 

組織が崩壊したら、
問題解決はできません。

 

良い悪いで感情的にぶつかっても
問題は悪化するだけです。

 

だから、問題解決と感情は切り離し
考える必要があります。

 

でも、感情は湧き上がってくるものなので、
感情的になるな!と言われても、
無理だと思います。

 

では、どうしたら、
問題解決と感情を切り離せるのか?
というと・・・

 

どうなっていたらよいのか?を
考えるということです。

 

こうなっていたら、
問題は起きなかったという状態が
イメージできたら、
そこに向かってできることを
やって行けばよいのです。

 

原因追及して、
現状を変えようとすると
どうしても良い悪いの話になります。

 

でも、それぞれに言い分があります。

 

そして、
それぞれの言い分は正しいと思います。

 

それぞれ一生懸命やっているので・・・

 

でも、それぞれは正しくても、
全体として間違っているなら、
それは、やはり、正しくないのです。

 

だから、みんなが、
少しづつ変わらないと
根本的に問題を解決できないのです。

 

そのためには、
こうなっていたら良いという状態を
みんなで目指すしかないのです。

 

と、ここまで言っても、
やっぱり、感情的に許せない
ということもあると思います。

 

感情は湧き上がってくるものなので、
抑えなきゃダメだ!なんて言いません。

 

ただ、感情を表現するかどうかは
自分で選べます。

 

問題解決を優先するのか?
感情をぶつけることを優先するのか?

 

感情をぶつけ合った先に何があるのか?

 

ゼロになるだけです。
(マイナスにもなります。)

 

このブログに何度か書いていますが、
人の成長というものは、
やむにやまれずするものです。

 

感情は感情として持ちながらも
問題解決に向かえるようになることが
人として、そして、組織としての
成長につながるのです。

 

当事者でない私が、
酷なことを言っているかもしれませんが、
いろいろな組織を見ていますが、
そこを克服できた組織が
成長していることは間違いないんですよね!

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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