問題がないか?聞くから問題を言う

先日、お客様の管理職の方と
話をしているときにこんな話になりました。

 

部下との面談の中で
もっと早く帰りたいという相談があって
早く帰れるように
仕事の進め方についてルールを決めたのに
守ろうとしないのはどうしてなんでしょうか?

 

いつもブログに書いていますが
人はやりたいことしかしません。

 

ルールも意味があると感じた
ルールしか守りません。

 

ルールを守らないのは、
そのルールでは上手く行かないと思っているか?
そもそも、早く帰りたいと思っていないか?
どちらかです。

 

話を聞いていて、
ルールについては、
守れば早く帰れそうだったので、
ルールの問題ではないと思いました。

 

だから、そもそも、
早く帰ろうと思っていないんじゃないか?
と思って聞いてみました。

 

そうしたところ、
早く帰りたいと言った社員さんは、
独身の一人暮らしでした。

 

結局、家に帰るより、
会社にみんなといたいんじゃないか?
という話になりました。

 

ようは、家に帰りたくなかったのです。

 

そりゃ、ルールを守ろうとはしませんよね!

 

人はやりたいことしかしないのです。

 

だったら、なぜ、面談で
早く帰りたいなんて言うのでしょうか?

 

それは、面談で、
問題がないか?聞くからです。

 

問題がないか?と聞かれると、
聞かれた方は問題を答えなきゃと思って
問題を探して、問題を答えます。

 

このような問題は、
問題だと言えば問題ですが、
本人は大した問題だと思っていません。

 

だから、問題はないか?と聞いては
いけないのです。

 

では、なんと聞けば良いのか?というと…

 

解決したい問題は何ですか?
と聞けばよいのです。

 

このように聞けば、
解決したい問題を答えるし、
答える様子で
どれだけ解決したいのか?がかります。

 

相談される側として
私が気を付けているのは、
相手が相談してきた問題を
すぐに解決しに行かないということです。

 

その問題が本当に問題なのか?

 

なぜ、今、そのことを問題だと
思っているのか?

 

その背景を知ろうとすることが
大事だと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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