ビジョンについての3つの誤解

昨日は、広島のお客様の所に行って
その後、チームビルディングの仲間で、
勉強会を開催しました。

 

広島のチームビルディングの仲間が
7月20日にチームビルディングの師匠
である石見さんを広島に呼んで、
オープンセミナーを開催します。

 

 

そのオープンセミナーの前に、少しでも
チームビルディングへの興味を持ってもらおうと
勉強会を開催していて、
私がその講師をさせてもらいました。

 

テーマをお任せいただいたので、
何を伝えようかな?と思った時に、
「ビジョン」について伝えようと思いました。

 

というのも、
私が、以前、そうだったように
「ビジョン」という言葉を誤解していて、
マネジメントが上手くいっていない人が
多いからです。

 

「ビジョン」について
誤解されていることが3つあると思います。

 

まず、1つ目は
「自分にはビジョンがない」と思っていることです。

 

いつもブログに書いていますが、
「ビジョン」というのは「映像」です。

 

だから、
イメージできれば「ビジョン」です。

 

将来、こんなことがしたい!
あんなことがしたい!
というイメージができればビジョンです。

 

地域貢献とか、価値創造とか
持続可能な社会を作るとか
立派なモノじゃないといけない!と思っているから
自分にはビジョンがないと思っているだけです。

 

丁寧に質問していけば、
「ビジョン」はちゃんと見つかります。

 

みなさん、「ビジョン」は持っています。

 

2つ目は、
「ビジョンを浸透させなければならない」
と思っていることです。

 

これは、個人的に思っていることですが、
「浸透」というと聞こえはいいですが、
押しつけだと思っています。

 

どうして、
会社の「ビジョン」を押し付けられないと
いけないのでしょうか?

 

私は「浸透」ではなくて、
「共感」だと思っています。

 

それイイね!と思ってもらえるか?
ということです。

 

そういう意味で、
会社のビジョンと個人のビジョンの
重なりを探すことが大事だと思っています。

 

重なっていれば、浸透させる必要もありません。

 

重なっている=同じことことを想っている=共感している

 

だから、私は、そもそも、
「ビジョン」を浸透させる必要はないと
考えています。

 

共感される「ビジョン」を作ることが
大事だと思っています。

 

3つ目は、
「ビジョンは変えてはいけない」
と思っているということです。

 

「ビジョン」はどうなっていたらよいか?
というイメージなので、
状況や環境によって変わります。

 

だから、ビジネスモデルが変わったり、
扱っている商品が変われば、
当然、ビジョンも変わります。

 

そういう意味で、
ビジョンづくりにあまり時間をかけても
意味はないというか、
変わってしまうものという前提で、
まずは、今、思っていることでやってみる
というぐらいでよいと思っています。

 

やっているうちに
これでいんだ!と思えるようであれば、
その「ビジョン」で良いのだと思います。

 

以上、「ビジョン」についての3つの誤解について
書いてみました。

 

あまり難しく考えずに思ったことを
表現してみるとよいと思います。

 

そういう意味では、
一人で考えるより、誰かに聞いてもらいながら
考えてみるとよいと思います。

 

人はやりたいことしかしないので、
今、やっている何かが
「ビジョン」につながっていると思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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