仲良くする必要はない

組織のコンサルティングをしていると
人間関係の相談を受けることが多いです。

 

人間関係が上手くいかないと
情報共有や業務協力が上手くいかないので
人間関係が悪いのは問題です。

 

だから、人間関係を良くしたい!
という相談は理解ができます。

 

私も人間関係が良い方が良い
と思います。

 

しかし、人間関係って良くしようと思って
良くなるものではないのです。

 

一般的に問題が起こった時に
原因を探します。

 

原因を見つけて解決しようとします。

 

それが人間関係の場合は、
原因は人になります。

 

人間関係を良くしようとすると
誰が悪いのか?という犯人捜しが始まります。

 

誰が悪いのか?

 

犯人捜しになります。

 

完璧な人などいないので、
みんな、ちょっとづつ正しくて
ちょっとづつ間違っています。

 

それなのに、
誰が悪いのか?という犯人捜しをしたら、
みんな、犯人になります。

 

一般的に、原因を取り除けば、
問題は解決できますが、
みんなが犯人だとすると、
職場から誰もいなくなります。

 

これでは、問題もなくなりますが、
職場もなくなります。

 

だから、
人間関係の問題を解決する時は
犯人(原因)探しをしては
いけないのです。

 

機械なら壊れたところを
見つけて修理すれば直ります。

 

しかし、人は修理できません。
(人は変えられません。)

 

では、
どうやって解決すればよいのか?
というと・・・

 

それは・・・

 

ポジティブアプローチです。

 

ポジティブアプローチとは、
「どうなっていたら良いのか?」
という理想の方から
現実と理想のギャップを埋める
解決方法のことです。

 

犯人(原因)探しをすることなく
理想に近づくために何をするか?
を考えます。

 

「どうなっていたら良いのか?」

 

そもそも、人間関係を良くしたいのは、
なぜなんでしょうか?

 

それは、会社の業績を上げて
安定した経営をすることです。

 

人間関係が良くなったところで、
業績が悪ければ、
会社を継続していくことはできません。

 

だから、とにかく、
会社の業績を上げることを考えて、
そのために必要なことをすればよいのです。

 

会社の業績を上げるために
必要なことをやっていると、
必然的に、情報共有もするし、
業務の協力もすることになります。

 

そうなって、結果として、
人間関係が良くなっていくのです。

 

山登りみたいなもので、
それぞれ、登り口が違っても、
目指しているところは同じであれば、
結果として、山頂にたどり着きます。

 

みんなで、
手をつないで登る必要もないのです。

 

であれば、
どこから登ろうが、どんな登る方をしようが
人それぞれでよいのです。

 

登り口のところで、
良い悪いを言ったところで始まりません。

 

とにかく、山頂を目指せばいいんです。

 

無理に仲良くする必要はありません。

 

最初はバラバラでも、
山頂(共通の目的)が近づいてくれば、
いやをなしでも協力するようになるからです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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