マネジメントには敵がいた方がいい?

ウクライナの一部の都市で
ロシア軍の撤退が
始まっているようです。

 

撤退した後には
民間人の遺体が残されて
ロシア軍による虐殺が
疑われています。

 

ロシアは否定しているようですが、
さすがに無理があります。

 

ロシア軍以外にやる人たちが
いないのですから・・・

 

街を破壊し、人も殺し、
ロシアにどんな主張があっても
もやは正当化するには、
説得力もありません。

 

今後はウクライナの一部は
占領できても
ウクライナ全土を占領するだけの
力はロシアにはありません。

 

前線を縮小していくしかありません。

 

最終的にはロシア軍は、
引かざるを得ないと思います。

 

結局、ロシアは勝てないです。

 

では、
ウクライナが勝ったのか?
と言うと・・・

 

勝利と言うには、ほど遠い状態です。

 

このまま
ロシア軍が引いたところで、
破壊された街、失った家族や仲間
悲しみだけが残っています。

 

ウクライナの国民は
このままでは収まらないと思います。

 

おとなしく引き下がる人ばかり
ではないと思うのです。

 

徹底的にロシアを戦おう!
という人たちが現れると思います。

 

そうなると、
この戦争の終わらせ方が
難しくなります。

 

ここまで、
ゼレンスキー大統領は、
逃げることなく
ロシア相手に堂々と渡り合い
国民を1つにまとめてきました。

 

しかし、ここからは、
戦争を終わらせたい国民と
ロシアと戦いたい国民に別れます。

 

ゼレンスキー大統領としては
戦争を終わらせるために
和解を進めざるを得ません。

 

勝ったわけではないので、
ロシアに謝罪させることも
ロシアから賠償金が取れることも
できません。

 

それでは、ロシア軍に
家族や仲間を殺された人は、
納得しないでしょう・・・

 

ゼレンスキー大統領としては
ここからのかじ取りが難しくなります。

 

実は、組織のマネジメントにおいて
敵がいる方がまとめやすいです。

 

敵がいれば、利害が一致するので、
団結しやすくなります。

 

みんなで力を合わせて、
敵を倒そう!ってなります。

 

しかし、
敵がいなくなってしまうと
一致団結できなくなります。

 

だから、敵を作って
組織をまとめるというのは
有効な方法なんですが、

 

常に敵を必要とするので、
いつまでも戦っていなければ
ならなくなります。

 

それでは、いつかは疲弊します。

 

「敵を作って組織をまとめる」
というのは、禁断の方法です。

 

では、どうすれば、
組織を疲弊させることなく
まとめることができるでしょうか?

 

それは・・・

 

「どうなっていたらよいのか?」を
みんなで一緒に考えて、
そこを一緒に目指せばよいのです。

 

戦争を続けるのが良いのか?

 

穏やかな日常を取り戻すのが良いのか?

 

「ビジョン」を描くことです。

 

家や街を破壊され、
家族や仲間を失くした人にとって
「ビジョン」を描くのは
簡単なことではないと思います。

 

しかし、ここでまた、
敵を作るマネジメントしてしまうと、
国民からの指示をえることは
できるかもしれませんが、
泥沼の戦いを続けることになります。

 

ここは、
「ビジョン」によるマネジメントすることで
国民をまとめて欲しいと思います。

 

それには「対話」しかありません。

 

ロシアと戦いたい人

 

戦争を終わらせたい人

 

それぞれ違う想いを持った人達が
最終的に、
どうなっていたらよいのか?を
話し合うことで、
共通の「ビジョン」を描き、
一致団結して欲しいと思います。

 

これは、会社も同じで、
営業、開発、製造、販売

 

それそれに違う想いがあっても
最終的に目指すところは
一つだと思います。

 

お互いを敵にすることで
部内をまとめるのではなく、

 

各部の「対話」を通して、
お互いの考えていることを理解し、
お互いが力をあわせることで、
はじめて、
「ビジョン」は実現するのですから・・・

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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