積み上げで考えるから目標達成しない

最近、コンサルティングをしていて
つくづく思うことは、
上手く行っている組織は
目標達成のやり方を知っている
ということです。

 

上手く行っていない組織は、
目標を立てても、
目標達成に向けての行動が
伴っていません。

 

いま、忙しくて、
日々、精一杯やっているので、
これ以上できません!
という感じです。

 

たしかに、
見ていると忙しそうにしています。

 

これ以上、やることを増やすのは、
難しいような気がします。

しかし、忙しいからと言って、

 

目の前の仕事ばかりしていたら、
目標達成に向けた行動はできません。

 

その結果、目標達成はしません。

 

当然です。

 

目標達成に向けた行動をしていないのですから・・・

 

でも、メンバーからすると、
毎日、一生懸命、やっていて、
これ以上、何をしたらよいのでしょうか?
という感じです。

 

これに対して、
上手く行っている組織は、
目標から逆算して考えています。

 

この目標を達成しているとしたら、
これはできていないといけない!
ということが分かっているので、

 

忙しい時間の中でも、
これだけはやっておこう!と考えて、
行動を起こします。

 

完璧にはできていませんが、
少なくても最低限のことは進んでいます。

 

最低限であっても進んでいれば
それだけ目的に近づいています。

 

その結果、
1年目で達成できなくても、
2年目で目標達成したり、
目標達成できなくても、
試行錯誤を繰り返すことで、
人が育つなど
十分な成果が得られたりします。

 

目標に向かって行動することで、
目標達成しなくても、
何かしら、得られるものはあるのです。

 

しかし、日々の仕事に忙しくて、
目標に向けた行動をしなければ、
今まで以上の成果は得られません。

 

目の前の仕事に一生懸命なことは
悪いことではありません。

 

しかし、その結果、
今以上の成果が得られないのであれば、
現状維持です。

 

いや、世の中が右肩下がりですから、
現状維持は現状維持ではありません。

 

何が言いたいのか?というと
目の前の仕事に一生懸命なことと
目標に向かって行動することは、
別のことなのです。

 

別の言い方(キツイ言い方)をすると
目の前の仕事に一生懸命なことは
目標に向かって行動しない言い訳にはならない
ということです。

 

では、どうしたら、
目標に向けて行動できるのでしょうか?

 

それには、まず、
積み上げで考えることを止めることです。

 

現状(忙しい)から考えるから、
やることがいっぱいありすぎて、
何をしてよいか?分からなくなって、
行動できなくなっているのだと思います。

 

そうではなくて、
ゴールから考えて、やることを絞って、
その中ので、
1つでもできることを決めることで
行動できるようになるのです。

 

これは、前回のブログにも書いた
ポジティブアプローチの考え方です。

 

ポジティブアプローチとは、
「どうなっていたら良いのか?」という
理想の方から現実と理想のギャップを埋める
解決方法のことです。

 

上手く行かない原因探しをすることなく
理想に近づくために何をするか?
を考えます。

 

ポジティブアプローチの考え方が
身に付くと、
人間関係の問題でも
目標達成の問題でも
解決できるようになると思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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