仕事は苦痛か?

先日、経営幹部の方と面談をしている時に
こんな相談をいただきました。

 

1ON1面談している時に
部下から
「仕事は苦痛なんです!」
と言われてしまいました。

 

こんなことを言う部下と
どう接したらよいのでしょうか?

 

この話を聞いた時に、
まず思ったのは、
上司の方は部下の方から
信頼されているんだな!
ということです。

 

上司を信頼してなければ、
こんなことは言えないですから・・・

 

信頼があることは、
それはそれで素晴らしいと思いました。

 

さて、どう接するか?ですね!

 

ロボット人事研究所のビジョンは
「仕事を楽しく、人生を楽しく」です。

 

仕事が楽しければ人生も楽しい
と信じています。

 

そんな私からすると、
仕事が苦痛だと言われてしまうと
元も子もありません。

 

そういえば、
私が新入社員で入った会社で
総務部長が
「仕事はつらいからお金がもらえるんだ!」
という話をしていました。

 

その当時から、私は
仕事が楽しかったので、
総務部長が何を言っているのか?
よく分かりませんでした。

 

逆に、なぜ、私は、
最初から仕事が楽しい!と
感じていたのでしょうか?

 

それは、
できないことが
できるようになるのが
楽しかったからです。

 

当然ですが、
できない時は苦しいです。

 

苦しいですけど、
できるようになった時は
頑張ってよかったな!
と思います。

 

できなかったことが
できるようになるのが、成長です。

 

私は、そもそも、
人間は成長に喜びを感じるように
プログラムされていると思っています。

 

子供が歩けるようになったり、
しゃべれるようになったり、
一人でご飯を食べられるようになれば
成長を感じ、喜びを感じます。

 

そこに喜びを感じないのであれば
子供を育てることはできません。

 

人間が子孫を増やすようにプログラム
されているとするなら、
子供の成長を喜べるように
なっているはずです。

 

それは、
自分に対しても同じ話で、
できなかったことができるようになれば、
成長を感じ、喜びを感じるはずなんです。

 

人間は成長を喜ぶようにできている。

 

だから、仕事も同じです。

 

できなかった仕事ができるようになれば
喜びを感じるはずです。

 

で、冒頭の話に戻ります。

 

仕事が苦痛だ!ということは、
仕事で成長していない、
もしくは、成長が感じられていない
のだと思います。

 

だから、どう接したらよいのか?
と言われたら、
本人が成長を感じられるように
することだと思います。

 

それには、目標を立てることです。

 

目標があるから、
できているかできていないかが
分かります。

 

漠然としていたら、
成長は感じられません。

 

ここまではできるようになった
と実感できるようにする
必要があるのだと思います。

 

成長って自分では見えないので、
見えるようにすることが必要だと
思うのです。

 

それと
成長を一緒に喜んであげること
だと思います。

 

自分の成長を喜んでくれる人がいる
というのは、
最高の承認になります。

 

そんなことができるのが、
1on1面談の「場」ですから、
1on1面談を続けることだと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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