信頼を口にするは早すぎる

兵庫県の知事のパワハラを
告発した職員の方が亡くなって
辞任を求める声が上がっています。

 

これに対して、知事は、
「職員との信頼関係を再構築していく」
「信頼関係の構築を」
「職員との信頼関係を再構築」
と信頼関係の回復を目指すと言っています。

 

こういう不祥事が起こった時に
いつも思うのは、
いきなり信頼の話をすべきない
ということです。

 

信頼というのは、
将来に対して信じることです。

 

ちょっと、分かりづらいと思うので、
信頼と信用を対比をしながら
説明したいと思います。

 

信頼と信用の違いは何でしょうか?

 

信用金庫とは言いますが、
信頼金庫とは言いません。

 

信用とは過去に対するものです。

 

信用してお金を貸すという時に
決算書や土地や実績を信じて
お金を貸します。

 

これに対して、
信頼とは将来に対するものです。

 

信頼してお金を貸すという時は
担保を取るでしょうか?

 

担保を取らないと思います。
(投資になると思います。)

 

つまり、信頼って無条件なんです。

 

根拠もないんだけど、
とにかく信じるよ!というのが
信頼です。

 

信頼して下さい!というのは、
とにかく、私を信じて下さい!
と言うことです。

 

しかし、告発に対して、知事が
嘘八百などと非難したにもかかわらず
その後、一部、事実と認めるなど
信用するのも難しい状況です。

 

そう考えると、
今の段階で、
知事が信頼を口にするのは、
早すぎるのだと思います。

 

今は、とにかく、信用してもらうことを
積み重ねていくしかありません。

 

ただ、
辞任を求める声が高まって来ていて
その中で、信用を積み重ねるのも
難しいように思います。

 

信頼を得られるまで
信用を重ねるにも時間がかかります。

 

その時間がかかっていること自体、
県民の負担になっていると思います。

 

県民の支持があってこそ、
信用を積み上げることができるのです。

 

果たして、この調子で、
信頼を得られるところまで
たどり着けるのか?

 

なかなか厳しい道のりだと思いました。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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