いつもブログにドラマの話を書いてますが、
今クールは面白いものがなくて、
ドラマは観ていません。
ドラマは面白くないのですが、
面白い映画が多いですね!
今回、お話したいのは、
「ルックバック」です。
公開は7月でしたが、
好評につき上映する映画館が
最近、増えてきました。
で、先日、
2回目を観に行きました。
初めて観た時は、
予備知識もなく背景も知らずに観ました。
ストーリーが衝撃的で、
そっちに意識が行くのですが、
観終わって、しばらくして
背景を見聞きしたり、
解説動画を観ると、
もう一度観たくなりました。
それで、
2回目を観に行ったのですが、
いったい、何がよいのか?
作画も良いのですが、
私がよいと思ったのは「声」です。
ルックバックの声優は
プロの声優ではなく俳優です。
河合優実さん
吉田美月喜さん
この2人が慣れない
声優の演技を精一杯やっているために
逆に、レベルの高い演技になっている
ように思いました。
相当考えて演じているんだろうな!
というのが伝わります。
そのお二人のインタビューの中が
公開されていて、共感した話があったので
紹介したいと思います。
映画『ルックバック』
河合優実&吉田美月喜にインタビュー!
声優への挑戦と俳優としての想い
この動画の最後(7:14)のところで
京本役の吉田美月喜さんが
こんな話をしています。
俳優という仕事をしている中で
一時期なかなか上手く
いかないなと思う時があってその時にずっと演技を
教えてくれた人に言われた言葉が自分のキャラクターをどう見せるか?
じゃなくて
作品をどう良くするかを
考えなきゃダメだよと言われて・・・上手くいかないと考えれば考えるほど
キャラクターのことばっかり考えて作品全体でそのキャラクターが
どういう役割なのかや
総合的な目線で見えていないと
気付いてハッとしてこれを忘れてしまったら暴走してしまう
変な方向にいくなと思って
そこは忘れないようにしないと
と思っています。
河合優実さんも共感していて
こんな風に言っています。
(俳優というのは)
そこから外れちゃいそうになることが
多い職業で
自分が上に行きたいとか
良く見せたいとか
活躍したいとか思うと
どんどん個人戦になっていくそれって役者の本質ではない
作品を届けているスタッフの中の
俳優部という部署であって
ということも忘れたくないなと思います。
社長でもマネージャーでも店長でも
立場上、人の上に立つ人は、
自分がちゃんとやらなきゃと思えば思うほど
上手くいかなくなると思っています。
吉田さんが言うように
会社が、部署が、店舗をどう良くするか?
を考えないと、
暴走して、変な方向に行きます。
それって、どういうことか?というと、
自分を満たそうとして
周りを利用してしまっているのです。
これは、河合さんが言っているように、
自分が上に行きたいとか
良く見せたいとか
活躍したいとか思うと
知らず知らずのうちに
周りを利用してしまうということがあります。
これって、周りはすぐに分かります。
自分が利用されているかも?と
思われたら、信頼を失います。
これは、本当に難しくて、
私もやっているのではないか?
と思う時があります。
だからこそ、
気を付けるようにしています。
ここで大事なことは、
自分のことは自分で満たす
ということだと思っています。
承認欲求は誰にもあるのですが、
それを周りで満たそうとすると
周りをコントロールすることになります。
でも、
人はコントロールされたくないので、
人が離れていきます。
人が離れていくと
自分を満たすことができないので、
さらに周りをコントロールしようとする・・・
ますます人が離れる・・・
この構造を理解して、
自分で自分を満たすことをしないと
上に立つ立場になった時に
周りに誰もいなくなって
誰もついてこないということに
なりかねません。
立場というものは簡単で、
社長なり、マネージャーなり、店長なり、
名乗ることは誰でもできます。
しかし、本当の意味での
リーダー(フォロワーに支えられる人)
になるには、
自分をマネジメントする必要がある
のだと思っています。
社長として・・・
マネージャーとして・・・
店長として・・・
(親として・・・)
周りから支えられてないと感じるなら
自分を満たすために周りを利用していないか?
振り返ってみる必要があると思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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