嫌われるリーダー問題をどう解決するか?

組織のコンサルティングをしていると
嫌われる人の相談を受けることがあります。

特にリーダーが嫌われているという
相談が多いです。

嫌いというのは感情です。

感情というのは、
湧き上がってくるものなので、
自分でコントロールはできません。

嫌われるというのは、
相手が嫌いだと思っているということです。

そもそも、
相手をコントロールできないし、
相手も自分をコントロールできないので、
嫌われる問題を解決することはできません。

ただ、嫌われている原因はあるので、
その原因になっていることを解決すれば、
結果として、嫌われている問題を
解決することはできると思っています。

嫌われる原因は、
相手をコントロールするからです。

人はコントロールさせることを嫌います。

個の時代になって、
自分が好きなことを選択できる
ようになりました。

兄弟姉妹もいなくて、
一人っ子が多くなり、
子供の時から
自分の思い通りに選択ができます。

また、家族間でも
個室があって、
自分の携帯電話があって
自分の好きなものを選択できます。

観たくもない親が選んだTV番組に
付き合わされることもありません。

そのTV番組だって、
YouTubeやTikTokなど
自分が見たい時に見たいものが
観れるようになりました。

自分の思い通りに選択できるのに
立場や力でコントロールされたら、
嫌になります。

コントロールしている方は、
悪気はないのだと思います。

相手のために良かれと思って、
コントロールしています。

しかし、コントロールされる側は、
自分のためと言われても
頼んでいないし、
選んでいないし、
コントロールされることから
避けようとします。

避けられれば、
嫌いという感情は生まれませんが、
立場や力によって避けられないと、
嫌いという感情が生まれます。

そういう意味で、
嫌いという感情は、
離れ難い関係性の中で生まれます。

嫌われる問題を解決するには、
コントロールしている人が
コントロールを手放すということが
必要になります。

しかし、コントロールを手放したら、
自分の思い通りにならないので、
心配で手放せない・・・

だから言って、
コントロールを続けると
嫌になって、離れていきます。

離れていくと、
コントロールすること自体できないので、
望ましい結果が得られません。

では、どうしたらよいか?というと、
望ましい目標について、
相手と話し合って、
その望ましい目標を共有し、
その目標を一緒に実現するように
したらよいのです。

相手が望んでいることなら、
コントロールは必要ありません。

相手は、その目標に向けて、
勝手に進んでいきます。

ただ、問題は、
相手と話し合って
望ましい目標を共有できるのか?
ということです。

ただ、これは、現実として、
望ましい状態って、
それほど選択肢がないと思います。

そこまで話し合って、
その選択肢を一緒に選べれば、
共有できるじゃないか?
と思っています。

ただ、その話し合いも
何のためにやるのか?(ミッション)
どうなっていたらよいのか?(ビジョン)
の共有が必要です。

ミッションやビジョンなく始めてしまうと
お互い、言いたいことだけ言って、
喧嘩別れで終わってしまいます。

これは対話のスキルの問題です。

対話のスキルがないリーダーが
マネジメントをするから、
嫌われるのだと思っています。

つまり、嫌われるリーダー問題は、
対話のスキルを身に着けることで、
解決できると思っています。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

効き脳コーチングしませんか!

効き脳診断をして、
アナタの「強み」を可視化して
「強み」についてコーチングしませんか?

効き脳診断をしていただき
ZOOMを使って診断結果について
コーチング的にセッションをします。
(約60分間)

効き脳コーチングの詳しいことはコチラ

https://robotjinji.co.jp/kikinou_coaching

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です