社長は嫌われて一流?

前回のブログで、
巨人大物OBに噛みついたのですが、
なんか気になるんですよね!

 

この世代のマネジメント論が・・・

 

なんか、その理由が
わかったような気がしたので、
そのことを書こうと思います。

 

今回、気になった記事は

SB王会長が広岡氏にG倒V4の勝因語る
「工藤はやっと嫌われる監督になった」
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed87399c4fd890dcfee59ec07aaaff9f59a97c19

 

ソフトバンクが優勝して、
王貞治会長が、広岡さんに語った
内容が書かれている記事です。

 

この中で、
王会長が広岡さんに

工藤はやっと嫌われる監督になりました!

と語ったというのです。

 

それを受けて、広岡さんも

監督というのは選手に嫌われてこそ一流

と応じています。

 

言いたいことは分かります。

 

勝負に徹して、
選手に迎合することなく
監督としてやるべきことをやった!
ということだと思います。

 

たしかに
日本シリーズの第3戦でも
7回までノーヒットノーランを続けていた
投手を迷うことなく交代しました。

 

しかし、これって、
「嫌われる」ことなんでしょうか?

 

どうして、私がこの言葉にこだわるのか?
というと・・・

 

嫌われることが目的になりやしないか?
と心配になるからです。

 

社員に嫌われているから
社長として大丈夫だ!と思っていたら
それは違うのではないか?
と思うのです。

 

昔はそれでよかったのだと思います。

 

「男は黙ってサッポロビール」
ですから・・・

 

背中で感じろ!の世界です。

 

しかし、工藤監督は、
場内での勝利監督インタビューで
交代した投手について

 

今日はどうしても勝ちたかった。

こんな大きな舞台で
ノーヒットに抑えたのは、
心技体をしっかりと
このゲームに合わせて
調整してくれた表れかと
思うのですが・・・
すみません。
7回で代えさせていただきました。

 

と公式にねぎらいの言葉をかけています。

 

このように言われたら、
交代させられた選手も
監督を嫌いにはならないと思うのです。

 

工藤監督も、
「監督というのは選手に嫌われてこそ一流」
なんて思っていないと思います。

 

工藤監督は、
「選手を第一に考えている」
と言っているぐらいですから・・・

 

選手に長く野球をやってもらうことが強いチームを作る

 

むしろ、私は、

監督というのは
選手と目的の共有ができてこそ一流

だと思うのです。

 

昨日の広岡さんの
「原監督は謙虚に反省せよ」
という言葉も、
期待すればこその言葉だと思います。

 

言っていることは分かります。

 

しかし、
あえて意地悪なことを言って
相手を奮起させるみたいなことって、
相手をコントロールする発想です。

 

この相手をコントロールする発想が
今の時代は逆効果になります。

 

なぜなら、
察することができないからです。

 

自分がこう言えば
相手はこう動くだろう・・・
と思っているのに、
相手がその通りにならないと、
相手が悪い!という話になります。

 

私からすれば、
思っていることを伝えていないのだから
相手が思った通り動かないのは
当然だと思うのです。

 

察することができないとダメだ!
と言っているのは、
相手を変えることです。

 

相手を変えようとしている限り、
目的の共有はできません。

 

どうも、私は、
このコントロールに反応していた
ようです。

 

自由の欲求の強い私には、
このコントロールには
敏感に感応するようです。

 

また自分が分かったような気がします。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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