前回のブログで、
兵庫県の斎藤知事の話で、
成果しか考えていないリーダーに
人はついて行かない
ということを書きました。
成果が上がっていない組織より
上がっている組織の方がいいに
決まっていますが、
組織の成果が上がっていれば
組織が機能するわけではありません。
私が組織が機能しているか?
を判断する時に
3つの視点で判断しています。
1つ目は、
自分の半径2メートルの範囲の
組織です。
上司、部下、同僚という世界です。
2つ目は、
自分が所属する部署です。
課とか部とか、
業務内容によって分かれている
組織です。
3つ目は、組織全体です。
ようは、会社全体です。
人は組織をこの3つの視点で見ます。
私の娘が大学3年生で
インターンなど就活が始まっています。
娘から
どんな会社に入ったらいいのか?
相談されることがあります。
その時に私はこんな話をします。
どんなにいい会社に入っても
普段、一緒に仕事をするメンバーが
最悪だったら、最悪だよね!と・・・
つまり、どんなにいい会社に入っても
自分の周りのメンバーが悪かったり、
部署間の関係性が良くないと
人って満足しないんです。
だから、
会社をネットで調べるのではなく、
実際、その会社に行って、
そこで働いている人の様子を
見た方がいいよ!
とアドバイスしています。
前回のブログに話に戻りますが、
斉藤知事としては成果を上げているので、
兵庫県庁っていい組織だ!
と思っているかもしれません。
なんたって、
選挙で掲げた公約の98.8%を
着手及び達成しています。
そんな組織にいて、
一体、何の不満があるのか?と・・・
その組織のことを悪く言うなんて
あり得ない!
そうして、
犯人捜しが始まったのだと思います。
しかし、そもそも、
犯人捜しをしないといけない組織って
いい職場なんでしょうか?
知事の顔色を見て右往左往する組織って
いい組織なんでしょうか?
抗議のために同僚が亡くなる組織って
いい職場なんでしょうか?
つまり、成果を上げている
いい「会社」であることと、
この会社で成長して頑張ろう!と思える
いい「職場」は別なのです。
もし、うちの会社はいい会社なのに
どうして人が辞めるのだろう?
と思うのであれば、
社員にとって、いい「職場」なのか?
調べた方がよいと思います。
それを調べる方法として
組織診断があります。
私は師匠の石見さんとともに
組織診断のソフトを開発した
『チームビルディング診断ソコアゲ』
ソコアゲの特徴は、
今回のブログで書いた3つの視点で
(実際にはその間も診るので5つ)
どこに問題があるのか?を診断できます。
さらに、
打ち手が用意されているので、
診断結果を見ながら、
どんな打ち手を
どの部署にどのように打てばよいのか?
が分かります。
組織の問題について
何から始めたらよいか?分からなくて、
悩んでいる方がいれば、ご相談下さい。
いい会社なのに人が辞めるという
相談を受ける度に、いつも思うのですが、
いい会社なら人は辞めません。
人が辞めるという時点で、
いい会社ではないかも?と思うことが
問題解決の第一歩だと思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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