問題解決か?育成か?それが問題だ!

前回のブログで、相談に乗る時は、
まず、部下の話を聴いて、
問題を明確にすることが大事だ
と書きました。

問題が明確になったら、
本人のリソースで解決できないか?
を一緒に考えます。

本人のリソースというのは、
能力だったり、知識だったり、
経験だったり、技術だったり
本人が持っているものです。

いつもブログに書いていますが、
できることしかできないので、
本人ができないことはできないのです。

本人のリソースが足りない場合は、
本人だけでは問題解決しません。

この場合、2つの選択肢があります。

1つは、
上司がリソースを提供するということです。

つまり、上司が解決するということです。

この場合、問題は解決しますが、
部下は問題解決していないので、
できないままです。

部下がリソースを身につけることは
ありません。

もう1つは、
部下にリソースを身に付けてもらって、
問題解決してもらうことです。

この場合、
部下は問題解決できるようになりますが、
リソースを身に付けるために時間がかかるので、
問題解決まで時間がかかります。

リソースを身に付けさせたい
(育成したい)ですが、
そんな時間的な余裕はないというのが
一般的だと思います。

だから、常に、
上司は問題解決か?教育か?で
悩んでいると思います。

これに対する答えは簡単ではありません。

現場レベルでは、
問題解決だと思います。

しかし、会社全体で考えると、
教育だと思います。

これは、結局、時間軸の問題です。

人間は時間軸の問題が苦手です。

目の前の問題に飛びつきたくなります。

しかし、目の前の問題に飛びついていると
将来、行き詰まります。

どうしたら良いのでしょうか?

それは、
育成計画を作るということです。

計画を作るには、
時間軸と目標が必要です。

いつまでにどれくらいできていたら良いのか?

これを基準に問題解決なのか?
育成なのか?を判断するしかありません。

こういった基準もなく、
判断を現場に任せるのは無理がある
と思います。

働き方改革で
労働時間を減らさせれている中で
育成にかける時間がなくなっています。

だからこそ、計画でもないと
育成の時間はますます取れなくなっています。

なんとなくやっていても
ますます人が育たない時代になっている
と思います。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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