前回のブログで、
リーダーがメンバーを信じないと
成果が上がらないと書きました。
我々は達成できる!と信じていないと
流れを引き寄せることはできません。
ただ、メンバーはリーダー以上に
信じることはありません。
だから、リーダーがメンバーを信じる
ことから始める必要があります。
では、リーダーが信じていれば、
メンバーは信じるようになるでしょうか?
残念ながら、そうなるとは限りません。
そもそも、メンバーは、
そんなんことを考えていないし、
考えていても、
無理だとあきらめています。
だから、リーダーは、
我々は何を目指すのか?
目標を伝えることから始める必要があります。
そして、なぜ、
その目標を達成する必要があるのか?
その理由も伝えることも必要です。
それが伝わると、
最初、メンバーはやろうとします。
しかし、やっているうちに
上手くいかなくなります。
それぞれの考え方や熱量が違うので
衝突が起こるからです。
チームの中の雰囲気が悪くなります。
雰囲気が悪くなるぐらいなら
やらない方がよいのではないか?と思って
目標のことを言わなくなります。
そうなると、
リーダーは裏切られた気持ちになります。
みんな、やるって言ったのに
やらないじゃん!となります。
メンバーはついてきてくれない・・・
リーダーは、
メンバーを信じられなくなります。
これは、いつもブログに書いている
タックマンモデルの話です。
組織の成果というのは、
右肩上がりで上がっていきません。
Uの字のように
一旦、下に向かって下がって行って、
底を打って上がっていきます。
タックマンモデルは4段階に分かれます。
①形成
②嵐
③秩序
④成果
Uの字の一番下が②「嵐」です。
先ほどの雰囲気が悪くなった状態が
②「嵐」です。
リーダーは、先頭に立つ人です。
リーダーは真っ先に
②嵐に向かって下って行き、
Uの字の底をくぐります。
リーダーも②嵐にいる時は
不安な状態にあります。
しかし、②嵐を抜けると、
③秩序が現れます。
Uの字の底をくぐると
上の方に明かりが見えてきます。
明かりが見えてくると、
そこにゴールがあると思えることで
さらに先に進むことができて、
④成果を手に入れることができます。
リーダーの感覚では、
②嵐をくぐったぐらいから
上手く行くイメージがわいてきます。
それに対して、
メンバーはリーダーが②嵐をくぐった時に
ようやく②嵐の手前にいる感じです。
メンバーは不安の真っ最中です。
リーダーは自分が不安だったことを
忘れてしまっているので、
メンバーが進もうとしないことに
不信感を感じるようになります。
メンバーはメンバーで
リーダーが自分達が感じている不安を
理解してくれていないことに
不信感を感じるようになります。
このように位置の違いが
認識の違いを生んでいます。
ここでリーダーにとって大事なことは、
待つことです。
メンバーも②嵐を抜ければ、
③秩序や④成果が見えてきます。
リーダーが早いのです。
だから、リーダーは信じて待つことです。
口で言うのは簡単ですが、
実際に待つのは大変だと思います。
基本的に、
リーダーはせっかちな人が多いので
余計に難しいと思います。
私はコンサルタントして、
リーダーが待てるようになるのを
待つ立場です。
とにかく、信じて待つしかない
というのは、私も同じ立場なので、
リーダーの気持ちはよくわかります。
待てないと成果は上がらないのです。
今日も最後まで読んでいだき、
ありがとうございます。
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