兵庫県知事に再選を果たした斉藤氏が
インタビューに答えている記事を読みました。
「斎藤元彦氏が語った告発文書の問題点」
https://news.yahoo.co.jp/articles/dcb7dc7cff3ef659277ff979bc2b5ddcd2d907d8
自分でも気づかぬうちに
結果を出すことにこだわってしまったのでしょう。トップダウン的に指示を出すことが増えました。
気心の知れた部下にはすぐ指示を、
と夜中にメールを送ることがあったのは事実です。合理的・効率的に仕事をこなし、
組織としてのパフォーマンスを
高めなければいけないということばかりを
考えていたように思います。
共感するリーダーの方は
多いのではないでしょうか?
私が組織のコンサルティングに
入る時にいつも悩むことです。
短期的に成果を上げようすると、
どうしてもトップダウンになります。
世の中の時間軸が短くなって、
すぐに成果を求めます。
その結果、
組織にプレッシャーがかかり、
現場にプレッシャーがかかり、
リーダーにプレッシャーがかかり、
メンバーにプレッシャーがかかる結果に
なっています。
そして、
結果が出せないリーダーは、
すぐにクビになり、
また、新しいリーダーがやってくる・・・
新しいリーダーには、
さらにプレッシャーがかかり、
メンバーにプレッシャーをかける・・・
プレッシャーをかけすぎたリーダーは
パワハラをしたと排除される・・・
結果を出せないなら出せないで、
そのリーダーは無能だとされて排除される・・・
どっちにしろ、リーダーがいなくなり、
人材不足だと悩む・・・
こんなことを社会全体で
繰り返しているように思います。
今回の兵庫県知事の問題が
まさにこれだったと思います。
この悪循環から抜け出さないといけません。
では、どうしたら良いのでしょうか?
それには、人材育成しかありません。
最初から完璧な人などいません。
人は誰もできないことで悩んでいます。
できないことをできるようになる時に
大事なことは、
できないことを許容するということです。
そもそも、できるのであれば、
育成する必要もありません。
できないから育成するのです。
できないことを許容しないと
人は育ちません。
それなのに、世の中にも会社にも、
できないことを許容できる人が
少ないように思います。
自分だって許容できていないのに・・・
そう、自分だってできていないのです。
できないことを許容しないと
できるようになりません。
自分も相手も
できないことを許容することが
大事なんだと思います。
できないことを責めていたら、
そのうち、誰もいなくなりますから・・・
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
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