管理職をどうやって育てたらよいのですか?

前回、管理職を育てるという話を
書きました。

 

そうしたところ、
管理職をどうやって育てるの?
というご質問をいただいたので、
そのことについて書きたいと思います。

 

 

今回のお客様の会社の管理職の方は、
効き脳でいうと「C」が強いです。

 

効き脳を少し説明すると、
全部で4タイプあります。

 

 

Aの強い人は、理屈っぽく考える人です。
Bの強い人は、保守的に考える人です。
Cの強い人は、人間関係を最優先に考える人です。
Dの強い人は、全体として物事を捉える人です。

効き脳の詳しい話はコチラ

「効き脳」って何なの?

 

「C」の強い人は、
人間関係を最優先にするので、
このタイプの人が管理職になったら
組織が円滑に回るように努力します。

 

中小企業の管理職には
このタイプが多いのではないか?
と思います。

 

ただ、
このタイプの管理職は
衝突を恐れるあまり、
言いたいことを言わず、
自分でため込んでしまいます。

 

 

会社の人数が少ないうちは、
それでもなんとかなります。

 

しかし、人数が多くなると
さすがに、なんとかならなく
なってきます。

 

今までは、自分が犠牲になることで、
仕事をこなしてきたやり方を
人を使って仕事をするやり方に
変えないといけません。

 

つまり、メンタルモデルを
変える必要があります。

 

 

ここまでは、前回、書きました。

 

では、ここからどうするのか?
について書きたいと思います。

 

 

管理職を育てるということは、
今回の場合でいうと、
部下に言うべきことを言えるようになる
ということです。

 

これくらい具体的にしないと、
育てるということは、
漠然としすぎていて、
手の打ちようがありません。

 

組織の成果は、

「人」×「しくみ」×「関係性」

 

 

部下に言うべきことを言えるようになる
を実現するためには、
この3つの要素で考えます。

 

まずは、「人」です。

 

効き脳の「C」の強い人は、
人間関係を優先するので、
相手の気持ちを理解したり、
相手に配慮したりします。

 

しかし、言うべきことを言うには
その「強み」が邪魔をします。

 

「強み」が裏目に出ます。

 

「強み」と「弱み」は裏表です。

 

だから、厳しいことも言えるように
なってもらうためには、
「強み」をコントロールできるように
なる必要があります。

 

 

次に「しくみ」です。

 

言うべきことを言うには、
言うべきことを決めなければ
なりません。

 

いつも、言っていることが
違っていると、言っていることが
相手に伝わりません。

 

会社として何を社員に要求するのか?

 

会社のルールや
評価基準作りに参加してもらいます。

 

 

最後に「関係性」です。

 

会社のルールや
評価基準だけ明確になっても
それを伝える「場」が必要です。

 

会話や対話の「場」を作る
ということをやってもらいます。

 

 

このように3つの要素に分けて、
できるところから、
やっていくということを
していきます。

 

人は急にできるようには
なりません。

 

1つ1つです。

 

 

ただ、一番大事なことは、
本人が変わろうと思うことです。

 

そのためには、
気付いてもらう必要があって、
今、起こっていることを
ありのままに伝える必要があります。

 

それに有効なのが、
フィードバックです。

 

フィードバックについては、
コチラを参考にしていただければと思います。

 

フィードバックってどうやってます?

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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