コンサルタントが要らなくなるのがゴール

昨日は、お客様の会社で
来期(2025年4月から)の
目標設定の会議に参加しました。

コンサルティングを始めて3年目ですが、
年末に主要メンバーが集まって、
来期の話をできるようになったことに
成長進化を感じました。

昨年も計画を立てていましたが、
所属長が一人で作っていて、
年度末(3月末)に
できたものをメンバーに伝えるのが
精一杯でした。

しかも、目標達成がギリギリだったので、
来期の話よりも、年度末に向けて、
今期の目標達成への追い込みのほうが
大事!という状態でした。

そうなると、当然ですが、
年度が明けて(4月)から、
今期の話になるので出遅れます。

落ち着くまでに3ヶ月ぐらいかかるので、
その間の未達の部分を残りの9ヶ月間で
取り戻すというようなことになります。

いつまで経っても、
目標を追っかけるばかりで、
次の手が打てなくなります。

今期は、
少し出遅れ感がありましたが、
現場が組織的に
機能するようになってきたので、
自分達だけで目標達成ができています。

そのため、10月ぐらいから
来期の話ができるようになり、
12月には具体的な数値目標の話まで、
話すことができるようになりました。

さらに、来期は、
部門を超えた活動ができるように
なりたいと思っていて
年明け、主要メンバーの皆さんと
そんな話ができればいいな!
と思って準備を進めています。

コンサルに入った当時から、
部門横断的な問題を解決したい!
という話をいただいてましたが、
各部署が目標達成できないと
横断的な問題には手をつけられないのです。

それが、ようやく、
取り掛かれるようになってきたというのは、
成長進化の証拠だと思います。

いつもブログに書いていますが、
コンサルタントがいなくなることが
ゴールだと思っています。

昨年度と同じことをするなら、
コンサルタントは必要ないと思います。

今できることをやるために
コンサルタントは要りません。

よりレベルの高い問題を解決するため、
コンサルタントが必要なのです。

本音を言うと
同じことを繰り返している方が楽です。

楽ですが、それだと、
コンサルタントの存在意義がありません。

そうなると、
コンサルタントはコストになります。

私にすると、そのほうが怖いです。

そうなりたくないので、
コンサルタントが要らなくなるのがゴール
と言うようにしています。

コンサルティングが上手く行っていれば、
組織は成長し、
次のレベルの問題が現れるはずなんです。

そうやって、お客様も私も
次のレベルに行ってこそ、
契約を更新する意味があるのだと思います。

契約更新は緊張感はあるのですが、
健全に仕事をするには、
必要なことだと思っています。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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