なんじゃこりゃあああ~

太陽にほえろで、
松田優作演じるジーパン刑事が
お腹を撃たれ、
自らの血がついた真っ赤な手
を見て言うセリフ・・・

 

「なんじゃこりゃあ〜」

 

実は、私の手にも、
真っ赤な手紙があります。

 

 

「なんじゃこりゃああ〜」

 

これは、私のブログの師匠
板坂裕治郎さんが主催する
年一回のイベント

 

リボーンアワードへの出場決定通知書

 

通称「赤紙」

 

リボーンアワードとは
裕治郎さんの塾生
全国2000人以上の中から毎年5名が出場し、
全国から集まる経営者の皆さんや
ゲストの皆さんの前で
自分の人生のプレゼンを行う
というものです。

 

昨年の【予告編】はコチラ

 

一般的に、
こういうコンテストは
自らエントリーをして
予選があって本選に進みます。

 

しかし、
このリボーンアワードは違います。

 

指名制です。

 

だから、出場決定通知書なんです。

 

一方的に通知されるだけです。

 

そんなの断ればいいじゃん!
と思われるかもしれません。

 

この人、いや、この方
板坂裕治郎さんに指名されたら、
はい!か、YES!か、御意に!
しかありません。

 

なぜなら、
裕治郎さんは、
「金のために命を絶つアホをなくす」
というミッションのもと
命をかけて、
リボーンアワードをやっているからです。

 

それが分かっているだけに
断れません。

 

それにしても、
この「赤紙」の渡し方が
納得がいきません。

 

通常、この「赤紙」は、裕治郎さんが、
直接、いけにえ、いや、出場者に
渡すことになっています。

 

裕治郎さんは広島の方で
全国を飛び回っています。

 

私も出張も多く
捕まりづらいということもあり、
どうしようか?
考えていたそうです。

 

そんな時、
私が、たまたま、広島にいることを
フェイスブックで知り、
すかさず、私にメッセージ・・・

 

「タッキー、広島かい?」

「事務所、遊びにこいや!」

 

予定を調整して、
師匠の事務所に向かいました。

 

まさか、
手ぶらというわけにも
いきません。

 

西広島の駅前で、
広島のお菓子を手土産に買って
事務所に伺いました。

しばらく、話をしていたら、
封筒を渡されました。

 

 

封筒には、
「請求書在中」と書かれています。

 

むむむ・・・・

 

何か、お金を支払え!ということか・・・

 

でも、本もいっぱい買ったぞ!

 

と思って、
封筒を開けたら「赤紙」でした。

 

 

「なんじゃこりゃああああ〜」

 

そうです。

 

「赤紙」を渡すために呼び出されたのです。

 

それなのに、
私ったら、わざわざ、
広島にいることをカミングアウトし、
予定を工面して、手土産まで持って
事務所に行くなんて・・・

 

これでは、
鴨がネギを背負って
包丁持参で鍋に突っ込むみたいな話です。

 

何やってんだ!俺は・・・

 

自分がリボーンアワードに出るなんて、
1%も考えてみませんでした。

 

そもそもが、自己表現が低い人間です。

目立ちたいという気持ちは
これっぽちもありません。

 

私の面白さは、
会場全体を盛り上げる面白さではなく
ニヤッとさせる面白さです。

 

大きな会場でのプレゼンが、
一番、向いていないのは
自分がよく分かっています。

 

いや~無理!無理!

 

正直、無理!

 

しばらく、頭は真っ白でした。

 

しかし、私には仕事の流儀があります。

 

 

「自分に乗り越えられない問題は
目の前には現れない」

 

これは、以前、祖父の会社に入る時に
心に決めた言葉です。

 

私の祖父と両親は、
栃木でゴルフ場とホテルと温泉館を
経営していました。

 

そのことは、以前、ブログでも書きました。

あらためまして、瀧田です。

 

新卒で入った会社では平社員だった私が
常務取締役として祖父の会社に入りました。

 

役員であるからには、
目の前の仕事を絶対にやり切ろうと決めました。

 

だから、
お昼時に温泉間の舞台の上で
ハッピを着て、あいさつをしたり・・・

入れ墨の入った方に温泉館への
入館をお断りをしたり・・・

料理が1時間来ないと怒り狂っている
お客様の元に謝りに行ったり・・・

社員が嫌がる仕事を率先してやりました。

 

とにかく、逃げないということを
心に誓い、仕事をしました。

 

ただ、一回だけ逃げたことがあります。

 

それは、会社の方針を巡って、
祖父と衝突した時です。・

 

祖父と衝突した私は、
結局、祖父の会社から逃げてしました。

 

社員を見捨てて・・・

 

あれから20年・・・

 

今でも私の中に悔いとして残っています。

 

だから、祖父の会社を辞めて、
自分で事業を興してからは、
逃げずにやってきました。

 

逃げずにやってきたから、
今があるのだと思います。

 

だから、
今回も逃げずに
引き受けることにしました。

 

そもそも、断る選択肢なんて、
ないんですが・・・(笑)

 

しかし、いまだに
フワフワして気持ちで、
実感が湧きません・・・

 

だから、ブログで宣言します!

 

私、瀧田勝彦 は
2018年リボーンアワードに出場します!

 

マジか・・・・

 

ホントにやるのか・・・

 

なんで俺なんだろう・・・

 

宣言した割に腹が決まらない・・・

 

この覚悟のなさはなんなん?

 

でも、人の決断なんて、
こんなものかもしれません。

 

そもそも、迷わないなら、
決断なんていらないと思います。

 

一か八かで決めて、
やり切るしかありません。

 

私の人生も結局はそうでした。

 

何1つ、保証もない中で、
結果オーライでやってきました。

 

結局、私にはそれしかない。

 

自分で決めて、やり切るしか、
自分の人生は切り開けません。

 

やるしかないか・・・

 

2018年12月5日

 

場所は神戸

 

50歳を前にして、
人生にけじめをつけるチャンス!

 

こんなありがたいことはありません。

 

やるからには、全力でやります!

 

みなさん、よろしくお願いします。

 

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