組織のコンサルティングをしていて
もったいないと思うのは、
仕事ができるのに
仕事しかできない人が多い
ということです。
自分が仕事ができるからでしょうか？
他の人が仕事ができないことが
理解できないのだと思います。
そのため、どうしてできないのか？
と相手を詰めてしまったり、
仕事ができないことを
バカにしてしまったり、
自分の思い通りになるように
コントロールしようとしたりして、
トラブルが起きることが多いです。
一人で仕事をしているなら、
それでも良いのですが、
組織で仕事をするのであれば、
周りの人に仕事をしてもらう必要があります。
しかし、トラブルが起きるようでは、
周りの人に仕事してもらうことができません。
周りの人に仕事してもらうには、
他の人でもできる仕事は人に任せて、
他の仕事をする必要があります。
しかし、仕事ができる人は、
自分ができるものだから、
ついつい自分でやろうとします。
自分が仕事ができることを
周りに見せつければ、ついてきてくれる
と思っているかもしれません。
しかし、残念ながら、
それでは人はついてきてくれません。
人間には承認欲求があるので、
仕事ができることを周りに示そうとします。
それはそれで仕方がないことです。
しかし、その人が仕事ができていまうと、
周りは出番を失います。
出番がないところに
人は頑張ろうと思いません。
そうなるとその組織は活力を失います。
組織を活性化させるには、
自分以外の人が活躍できるようにする
必要があります。
周りと仕事の出来を競っている場合
ではありません。
周りに出番を作ることで、
周りができるようになると、
自然とその上の立場に押し上げられます。
その一方、自分のために仕事をしていると
その仕事はできるようになりますが、
その上の立場になることはありません。
なぜなら、
組織のことを考える立場の人が
自分のことだけ考えていると、
組織が崩壊するからです。
だから、自分のことだけ考えている人が、
組織の上の立場になることはありません。
結局、自分のことだけではなく、
周りのことを考えられるかどうか？は、
自分のことを自分で承認できるか？
によると思います。
自分のことを周りに承認させているうちは、
周りのことを考えることができません。
これは、教えることはできても、
自分で気付くしかない問題です。
自分は仕事ができるのに、
周りがついてきてくれないとか、
上の立場に上がれない
と思っているのであれば、
自分のことは自分で承認して、
周りを承認するタイミングに来ている
のかもしれませんね！
今日も最後まで読んでいだき、
ありがとうございます。
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