未来で起こることはすでに起こっている

先日、ネットのニュース記事を
見ていたら、
「除雪できない未来」という言葉が
目に入ってきました。

季節変動により
降雪量が減少する地域がある一方
「ドカ雪」が降る地域が増えてきて、
高齢化や過疎化により
除雪をする人材が不足し、
生活インフラが維持でない事態が
予想されるのだそうです。

当たり前にできていたことが
当たり前にできなくなる未来が
すぐそこまで来ているのかもしれません。

マネジメントの大家ピータードラッカー氏は
このように言っています。

「すでに起こったこと」を観察すれば、
そのもたらす未来が見えてくる。

予測するまでもなく、
すでに起こっていることの結果を見たら、
未来に起こることは分かるはずだ!
というのです。

私が組織のコンサルティングをしていて、
いつも考えていることは、
今起こっていることから
いかに将来に向けての準備をするか?
ということです。

人間は、時間軸が苦手です。

目の前の問題には熱心に取り組みますが、
まだ起こっていない問題は先送りします。

先送りしても、後で解決できる問題なら
先送りしても良いのですが、
解決するのに時間がかかる問題は、
先送りしたら後で困ります。

いつもブログに書いていますが、
人が育つには時間がかかります。

先送りして、将来、困ったとしても
その時点では、もう手遅れで、
どうしようもありません。

将来の問題には
大きく分け2つあると思っています。

起きるかどうか分からない問題と
起きることが決まっている問題です。

災害や戦争のリスクは、
起きるかどうか分からないので、
考えても仕方がありません。
(考えられるなら考えるべきですが・・・)

しかし、後継者問題や人材不足の問題は、
必ず起こるので、考えておく必要があります。

必ず起こる問題は、ゴールが明確なので、
計画が立てられるはずです。

ゴールから逆算すれば、
今、どうなっていないといけないか?
わかるはずです。

その目指す状態と現状のギャップが
今、解決すべきことです。

現状が厳しいと
未来を考えたくなるのは分かります。

しかし、現状が厳しいからと言って
何もしないと未来は今よりも厳しくなります。

考えるのは今しかないのです。

なんて偉そうに書いていますが、
私も目の前のことを優先してしまいます。

起きるかどうか分からない問題と
起きることが決まっている問題を
しっかり分けて、考えて、
起きることが決まっている問題には、
然るべき手を打っていこうと思いました。

今日も最後まで読んでいだき、
ありがとうございます。

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