やる気の問題ではない。

前回のブログで
3回起きたら「パターン」だから
「構造」を変える必要がある
と書きました。

社長や管理職の方から
こんな相談されることがあります。

部下にアドバイスしても、
何度言ってもやらないんですよ!
やる気なんですかね?

なるほど・・・

これは、まさに、
何度言ってもやらないのですから
「パターン」です。

この問題を解決するためには、
「構造」を変える必要があります。

変えるには、
現状を知る必要があります。

では、現状の「構造」は何なんでしょう・・・

それは・・・

アドバイスを聞いてもやらない
という選択をしている
ということです。

それって「構造」なの?
と思われるかもしれませんが、
まずは、こういったことを
「構造」として捉えられることが大事です。

「構造」については、前回のブログで、
仕組み、ルール、決まり、やり方、
ビジネスモデル、基準、マニュアル、
ビジョン、目的、目標などのことだと書きました。

これだと、
今回の話はピンとこないと思うので、
もう少し説明したいと思います。

「構造」とは、違う言い方をすると、
選択した結果です。

仕組み、ルール、決まり、やり方、
ビジネスモデル、基準、マニュアル、
ビジョン、目的、目標は、
選択の結果です。

こうしようとした選択した結果、
生まれたものです。

このように、
選択した結果が「構造」です。

アドバイスを聞いてもやらない
という選択をしているから、
アドバイスを聞いてもやらないが
「構造」になってしまったのです。

では、なぜ、本人は
アドバイスを聞いてもやらない
という選択をしているのでしょうか?

ここで、考えて欲しいのは、
本人は、わざとやっていないのか?
やろうと思っているのにできないのか?
のどちらなんだろうか?
ということです。

わざとやっていないのであれば、
それは悪意の問題なので、
それはそれで解決しないといけません。

ただ、そのようなケースは
少ないのではないか?と思います。

実際は、やろうとしても、
できないのです。

やる気の問題ではないのです。

そんな話をすると、
どうすればいいか?言っているのに
どうしてできないのか?と思われるかも
しれません。

残念ながら、できる人には
できない人のことが分かりません。

でも、そんなことを言われても
困ると思います。

では、どうしたらよいのでしょうか?

それは、言っていることを
3ステップに分けて伝えるということです。

どうしてよいか?分からないというのは、
行動のステップが大きすぎて、
行動できないのです。

そのステップを3つに分けて、
ステップを小さくすると、
行動できるようになります。

何度言ってもやらないという時は、
自分が相手にとって難しいことを
言っていると思って下さい。

そして、言っていることを3ステップにして
伝えて様子を見るとよいと思います。

今日も最後まで読んでいだき、
ありがとうございます。

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