私がコンサルティングをする時は、
必ず、振り返りをしてもらっています。
この時のポイントは、
できたことしか振り返らない
ということです。
理由は3つあります。
1つ目は、
人はできることしかできないからです。
できないことを振り返っても、
できるようになりません。
できるようにならないのに
振り返りをしても意味がありません。
なんで、できなかったんだろう?
と考えて分かるぐらいなら、
そもそも、できています。
人はイメージできないことは
できません。
イメージできないことを
いくら考えても、意味がないのです。
逆に言うと、
できたことはイメージできるので、
どうしてできたのか?と振り返ることで
再現性が上がります。
いわゆる、コツをつかむということです。
コツをつかむということは、
言語化ができているということです。
コツが言語化ができていれば、
再現性が上がります。
このコツを掴んでもらうために
振り返りで言語化をしてもらっています。
言語化をするというのは、学習です。
できたことを振り返ってもらうのは
できたことから学習をしてもらうためです。
できたことしか振り返らない理由の2つ目は、
振り返りが推進力になるからです。
できたことを振り返ってもらうと
成長を感じます。
こんなことができるようになった!
何も進んでいないと思ったけど
意外と進んでいるな!
以前はこんなことで悩んでいたんだ!
こんな風に思います。
こんな風に思うと、
今まで、頑張って良かった!
と思います。
すると、今、やっていることに
意味を感じるようになって、
今やっていることを続けよう!
と思うことができます。
できたことを振り返ることが
今やっていることの推進力になります。
逆に、できなかったことを振り返ると
こんなに頑張ってやっているのに
どうしてできないのだろう?
と落ち込んできます。
やっていることが無駄なんじゃないか?
と思えてきて、
今やっていることをやめたくなります。
これでは、振り返りが逆効果になります。
できなったことを振り返ってはいけないのです。
今やっていることを続けてもらうためにも、
できることしか振り返りをしないのです。
できたことしか振り返らない理由の3つ目は、
人はできるようになるのに時間がかかるからです。
今、やっていることが、
リアルタイムにできるようになっていると
感じることはありません。
当たり前の話ですが、
できるようになるまで、できないのです。
だから、感覚的には
いつもできていない感覚です。
時間が経過して振り返った時に
初めて、できるようになったと
実感することができます。
しかし、目の前のことに追われていると、
できるようになっていることに気付きません。
あえて、振り返りの時間を作って
できるようになったことを探さないと
できるようになったと思えないのです。
だから、定期的に
できるようになったことを振り返って、
できるようになったことを確認してもらうように
しているのです。
以上の3つが、
できることしか振り返りをしない理由です。
振り返りもただやればよいという話でなくて
コツがあるのです。
今回、振り返りのコツを言語化してみました。
参考になれば、うれしく思います。
今日も最後まで読んでいだき
ありがとうございます。
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