ネットニュースを見ていたところ、
ゴールデンウィーク明けは
「退職代行」への依頼が増える
という記事がありました。
中には11連休という会社もあるようで、
たしかに、そんなに長く休んだあとでは
仕事に戻るのが億劫になるのも
無理はありません。
働きたくないという気持ちも理解できます。
ですが、だからといって
すぐに辞めることはないと思います。
ましてや、
自分で辞める意思を伝えるのではなく、
「退職代行」を使うという選択には、
正直、驚きを感じます。
私の価値観とは
あまりにもかけ離れていて、
うまく言葉にできません。
もちろん、人と人は違うので、
それぞれ価値観が違うのは当然です。
それでも、
「そんな理由で辞めて大丈夫なのか?」
と心配になります。
人間関係が悪かったり、
仕事が合わずに
精神的につらい状況であれば、
無理をする必要はないと思います。
ですが、
「なんとなく働きたくないから」
という理由で辞めてしまうと、
再就職したとしても
また同じ理由で辞めることになる
と思います。
辞めたいなら辞めてもいいと思います。
しかし、それでは
「コスパ」が悪いと感じるのです。
これは仕事に限らず、
ゲームでもスポーツでも同じですが、
人は最初から
何でもできるわけではありません。
私がいつもブログに書いている
人ができるようになる5つのステップ
があります。
「知らない」
↓
「知っている」
↓
「やってみる」
↓
「わかる」
↓
「できる」
↓
「している」(継続して自然にできている状態)
どんな仕事でも、
複数のタスクを同時進行で
こなせるようになることが求められます。
そのためには、
「できる」だけでなく、
「している」状態を目指す必要があります。
仕事を続ける中で、
「している」を積み重ねていくことが重要です。
辞めてしまうというのは、
「知らない」に戻ることでもあります。
新しい会社に入れば、
一からのスタート。やり直しです。
それは「コスパ」が悪いのです。
私は「コスパ」を気にして
生きてきたわけではありません。
しかし、コスパを重視すると言われる
若い人たちが、
すぐに会社を辞めてしまうのを見ると、
なんだか矛盾しているように感じてしまいます。
本当に優秀な人であれば、
短い時間でも
「できる」ようになると思います。
でも、普通の人が、時間もかけずに
「できる」ようになるのは難しいことです。
途中で辞めてしまえば、
「できる」ようになるまでにかかる時間は、
リセットされ、さらに長くなります。
私自身も、
会社を辞め、無職になり、
妻の失業給付で
食いつないできた時期があるので、
偉そうなことは言えません。
祖父の会社を辞めて、
再就職先も見つからず、
自分で事業を始めて、
軌道に乗せるのは本当に大変でした。
だからこそ、
「辞める」という決断には、
相応の覚悟が必要なのは分かっています。
それなのに、
「退職代行」を使って辞めてしまう人たちに、
その覚悟があるのか?と疑問を感じます。
辞めること自体は、悪いことではありません。
それもまた一つの経験です。
ただ、せっかく辞めるのであれば、
次につながる辞め方をした方がよい
と思うのです。
若者にしたら、
大きなお世話かもしれません。
ただ、成長のために負荷をかけない人には
どんどん厳しい世の中になっていく
と思います。
そのことは分かっていた方がいいかな?
と思って書いてみました。
今日も最後まで読んでいだき
ありがとうございます。
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