昨日は
「チームビルディング経営塾11期」の
第2回目を開催しました。
今回のテーマは
「目的」と「目標」についてです。
「目的」と「目標」の位置関係は、
どちらが「遠く」にあって、
どちらが「近く」にあるでしょうか?
答えは、「目的」が遠くにあり、
「目標」が手前にあります。
「目標」は「目的」を達成するための
ステップです。
つまり、
目的に進むために目標があり、
目標をクリアすることで、
目的に近づいていきます。
例えば、「3キロ痩せる」
これは目的でしょうか?
目標でしょうか?
答えは、「目標」です。
では、その目的は何でしょう?
ちょっと考えてみてください。
・健康になるため?
・異性にモテるため?
・昔買った服をもう一度着るため?
いろいろあると思います。
何が言いたいのか?というと、
同じ「目標」でも、
その「目的」は人によって異なる
ということです。
つまり、
「3キロ痩せる」とだけ伝えても、
本当に伝えたいことは伝わらない
ということです。
目的が違えば、
「痩せ方」や「取り組み方」も変わってきます。
「健康のため」に痩せるのと、
「異性にモテたいから」痩せるのとでは、
選ぶ手段も、モチベーションも変わってきます。
「目的」と「目標」は常にセットで伝える
必要があるのです。
実は、仕事というのは、
「目的」と「目標」の連鎖です。
例えば、
設備投資や昇給をするために
売上が年間5億円必要で、
年間売上5億円を達成するために
新規顧客をあと30件増やす必要があって、
新規顧客を30件増やすために
見込み客を300件集める必要があって、
見込み客を300件集めるために
SNSの発信を週3回やる必要があります。
このように、必ず、
仕事は上位の目的につながっています。
しかし、目の前の仕事に集中すると
目的の共有を忘れます。
昨日の経営塾でも、
ゲームを使ってこの点を体感してもらいました。
リーダー役の方が「目的」を共有しないまま
ゲームを始めていました。
このゲームは10回やっていますが、
10回とも「目的」を共有しないまま
ゲームが進んでいきます。
それが普通なんだと思います。
意識をしないと
目的を共有しないまま
仕事をすることになります。
その結果、
上司が意図しないことが起こったり、
無駄なことが増えたり、
時間がかかって間に合わない
ということが起こります。
組織が機能しない原因の一つは
目的を共有していないからです。
「目的」と「目標」はセットで伝える
ということを意識すると組織は機能し始めます。
ただ、問題は、
「目的」と「目標」はセットで伝えるには
時間がかかるということです。
その時間をかけるか?かけないか?
そのかかる時間をいかに短くできるか?
そこがポイントだと思っています。
今日も最後まで読んでいだき
ありがとうございます。
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