マネジメント力を身に付けるには?

先日、お客様の社長さんと面談をしていて
「部長のマネジメント力が足りない」
という話になりました。

「マネジメント力を身に付けさせたい!」

この相談は、よくいただく相談なんですが、
マネジメント力だけ身に付くことはありません。

いつもブログに書いていますが、
能力はやりながらでないと身に付きません。

そういう話をすると、
ずっとマネジメントさせているのですが
マネジメント力が身に付かないのはなぜですか?
と言われます。

マネジメントをさせていても
マネジメント力が身に付かないなら
やり方が間違っているのです。

間違ったやり方を一生懸命やっても、
間違ったやり方が身に付くだけです。

だから、やり方を学びながら、
やることが必要です。

では、どうすれば、
ちゃんとマネジメントできるようになるのか?

それは、目標を与えて達成してもらう
ということです。

当たり前すぎて、拍子抜けするかもしれません。

しかし、マネジメントってそれしかないのです。

会社の目標を理解し、
それを達成するために自部署で
どんな目標が必要なのか?を理解し、
それを部下に伝え、
目標の期日までに達成する。

マネジメントできていない
上司のほとんどの方は、
自部署の目標を理解せず、
会社から言われた目標を
部下に伝えて終わっています。

それで、目標達成するなら
それでよいと思います。

しかし、それでは再現性がないので、
目標が変わったり、部下が変わったら、
目標達成できなくなると思います。

では、どうしたらマネジメントできるか?

それは、どうやって、
目標を達成するのか?のビジョンを
部下と共有するということです。

目標達成するには、
Aをやって、Bをやって、Cをする
というような段階があるはずです。

さらに、時間軸があるはずです。

つまり、いつまでにAをやらないと、
Bができなくて、
いつまでにBをやらないと、
Cができないというような
タイミングがあるはずです。

このタイミングに、
それぞれ、できていないといけないことが
できているか?を確認して、
できていなければ、
さらに、時間軸を短くして、
いつまでに何ができていないといけないのか?
を部下に決めてもらって、
やってもらうということをやる必要があります。

この時に、
部下の強みや弱みが分かっていないと
部下にうまくやってもらうことができません。

部下と上司の強みと弱みは違うから、
上司の強み(知識や経験)に基づいた
やり方を部下に示しても、
部下はその通りできません。

部下の強み(知識や経験)を活かして、
どうやって目標達成するのか?を
明確にする必要があります。

上司と部下で話しながら、
そのイメージを明確にすることで、
部下は適切に行動できるようになり
目標達成することができるようになるのです。

以上のことをやり続けることで、
マネジメント力が身に付くのです。

そう考えた時に、
部長にマネジメント力がないのは、
どうしてなんでしょうか?

それは、自分でできるようになった人を
部長にしているからです。

そもそも、部長自身、
マネジメントされてきていないのです。

ということは、
社長が部長をマネジメントしていない
ということではないか?と思うのです。

別に責めているわけではなくて、
マネジメントを学ぶ場がないのです。

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