それ、気合や根性ではないんです

先日、お客様の社長さんと
お話している時に
こんな話になりました。

 

部下の仕事ぶりが物足りない・・・

 

具体的にどんなことが
物足りないのか?
聞いてみました。

 

すると・・・

 

仕事の精度が低いというか
もうちょっと気合や根性を入れて
仕事をして欲しい・・・

 

お客様への提案書も
考えが足りないというか、
もっと考えれば、
もう少し気が利いた提案が
できるのではないか?
ということでした。

 

それって、社長さんにすれば、
気合や根性なんだと思います。

 

もっと、気持ちというか、
仕事を受注したいという熱意があれば
もっと考えるだろうと・・・

 

しかし、
それは、できる人の話しです。

 

できる人が、気合や根性を入れれば、
より精度の高い仕事ができると思います。

 

しかし、そもそも、
能力のない人が気合や根性を入れても
できないものはできないのです。

 

また元も子もない話になって
しまうのですが、
気合いだ!根性だ!というのは、
できる人の話です。

 

だから、社長さんが、
社員さんにもっと気合を入れて欲しい!
という時に、能力のある社員さんなら
それでいいのですが、

 

能力のない社員さんだとしたら、
まずは、能力を身に付けるところから
始める必要があるのです。

 

では、どうやって、
能力を身に付けさせるのか?

 

それは、
いつもブログで言っているとおり、
人はやりながらでないと、
できるようにはなりません。

 

だから、まずは、
やる気になってもらうことです。

 

しかし、できないことをやるのは、
やる気がでません。

 

できる人は、すぐに、
気合だ!根性だ!になるのですが、
それ、気合いや根性ではありません。

 

ステップを小さくすることです。

 

目標が10だとしたら、
3とか4とかを目指してみる…

 

それで、できれば、
5、6、7と目標を引き上げます。

 

この時、大事なのは、
本人の強みを活かすことです。

 

できないことを
できるようにするために
できないことをしようとする…

 

しかし、
できることしかできないので、
結局、できません。

 

まずは、目標を下げてでも、
できることでやってみる…

 

大事なことは、
自分なりのやり方で
できるようになることです。

 

つまり、
技術をみがくということです。

 

そのためには、
試行錯誤が必要だし、
やり続ける必要があります。

 

そのやり続けるコツが、
できることをやることなんですが、
もう一つ、あります。

 

それは、見守ることです。

 

マラソンも見られている
と思うから
走り続けることができるのだと
思います。

 

1on1とか、定期面談とか、
言い方はなんでもいいんですが、
やっていることを承認する場を
作ることです。

 

ポイントは、
定期的ににやることです。

 

何かあったらやろうでは、
何かないとやりません。

 

でも、
くじけそうになるのは、
何もない、変化のない時です。

 

だから、何もなくても
やり続けていることを承認できるように
定期的な面談が大事なのです。

 

結局、できるようにするのも
技術であって、
気合だ!根性だ!と言っているうちは
なかなかできるようにはならないのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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