職場が重苦しいと感じるなら?

プレデンシャル生命の一部の社員が
顧客から31億円ものお金を
不正に受け取っていることが発覚しました。
35年前から行われていたそうです。

その手口は、
顧客に架空の金融商品への投資を
勧めるなど上手い話を持ちかけて
お金を騙し取っていました。

騙している方は悪いことをしている
自覚はあったと思います。

そして、騙された方は、
信頼していた保険会社の人に
裏切られたのです。

ひどい話だと思います。

ただ、欲で判断が鈍ったことも
否定できないと思います。

私も信頼する保険会社の人から
儲け話を持ちかけられたら、
疑いもなく話に乗ってしまうと思います。

今回のような事件を見ると、
人間は常に合理的に判断できない
ということを改めて感じます。

それは、
行動経済学で証明されています。

一つの例として、
「損失回避性」というものがあります。

人は損をすることを避けようとします。

例えば、
①何もしないで5万円もらえる
②ジャンケンで勝ったら10万円もらえる
のと、どちらを選びますか?

おそらく、
①何もしないで5万円
を選ぶと思います。

ジャンケンで勝つ確率は50%

50%のリスクを負えば、
2倍になるかもしれないのに、
失うことを恐れます。

つまり、5万円得る「喜び」と
5万円失う「悲しみ」は
同じではないのです。

「行動経済学」の実験によると
失う「悲しみ」は、得る「喜び」の
1.5倍~2.5倍だそうです。

だから、いざ、目の前に
お金が得られるチャンスが現れた時、
失いたくないという思いが強くなり
適切な判断ができなくなるのです。

今回の被害者の方々も、
信頼関係のある相手からの話だったからこそ、
「損をしたくない」「チャンスを逃したくない」
という心理が働いたのかもしれません。

これはお金だけでなく
あらゆるところで起こっています。

つまり、人間は正しく生きたくても
正しく判断できない瞬間があるのです。

今回の件を正当化するつもりは
ありません。

騙した側は絶対に許されません。

ただ、この事件から学べることは、
人間は誰もが完璧ではない
ということです。

そして、それは
組織経営にも当てはまります。

勉強をされている経営者の中には、
自分に厳しい方がいらっしゃいます。

それはそれで素晴らしいと思います。

私も自分に厳しくありたいと思っています。

しかし、それを社員さんに求めるのは
難しいと思っています。

自分に課すことと
他人から求められることは違うからです。

自分に課すのは自分で決めたことです。

できなくても自分の問題です。

しかし、他人から求められると
それは他人からの評価になります。

できることを求められます。

できていなければ負い目を感じます。

それが社内の重苦しさにつながります。

もちろん、社内に緊張感は必要です。

しかし、それもバランスの問題です。

あまりにも良きことを言われすぎると
逃げ場がなくなります。

人は完璧ではありません。

経営者も社員も同じ人間です。

だからこそ、
お互いの不完全さを認め合い、
それでも前に進もうとする組織が
強いのだと思います。

もし、経営者の方が、
会社の雰囲気が自分が思っているより
重苦しいと感じているなら、
それは、社員さんに良きことを
求めすぎているかもしれません。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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