先日、お客様のリーダーの方と
面談をしている時に
こんな相談を受けました。
「部下からモチベーションが上がらないと
相談された時に、何と答えたらいいでしょうか?」
そのリーダーの方が言うには、
「モチベーションは自分でなんとかする話で、
上司に相談することではないのでは?」
ということでした。
私もそう思います。
ただ、そう言ってしまうと元も子もないので、
モチベーションに対する考え方をお伝えしました。
そもそも、モチベーションというのは、
結果として上がるものです。
上げようとして上がるものではありません。
モチベーションは感情です。
感情はコントロールできません。
感情は、湧き上がってくるものです。
ちょっと、試してみてください。
「今すぐ、楽しんで下さい。」
そう言われても、難しいと思います。
過去の楽しかった経験を思い出して、
その感情がよみがえってくることで
楽しく思えることはあります。
しかし、何もしていないのに
突然、楽しくなることはありません。
モチベーションも、まったく同じです。
モチベーションが上がるとしたら、
モチベーションが上がるような
「何か」が起きた時です。
では、その「何か」とは何か?
それは、できることが増えることです。
できることが増えてくると、
「うまくいくようになってきた」という感覚が生まれ、
自然とモチベーションが上がってきます。
逆に言えば、モチベーションが下がっている時は、
最近、できるようになったことがない
というサインでもあります。
できることを増やすためには、
試行錯誤、いろいろやってみることが必要です。
いろいろやってみるためには、
失敗を責めない環境が欠かせません。
おそらく、上司に失敗を責めているという
自覚はないと思います。
ただ、部下をできるようにしようとすると、
「どうしてできないのか」を解明しようとする
アプローチになりがちです。
なんとかしてあげたい!という善意から来る
行動だと思います。
しかし、「どうしてできないのか?」という問いは、
実はほとんど意味をなしません。
なぜなら、
部下はわざとできないようにしているわけでは
ないからです。
本人自身も、なぜできないのか、
わかっていないのです。
わからないことを問われても、答えられません。
答えられないでいると、
「なぜ黙っているのか」とさらに問われます。
ますます追い詰められていきます。
上司が親切心でなんとかしようとすればするほど、
部下が萎縮するという
逆効果が生まれてしまうのです。
大切なのは、現状と理想のギャップを
本人自身に気付いてもらい、
そのギャップを埋めるために
「自分にできること」を
本人に決めてもらうことです。
その積み重ねの中で、
できることが増えていき、
モチベーションは自然と上がってきます。
そういう意味で、
モチベーションが上がらないのは
本人の課題ではあります。
しかし同時に、
モチベーションが上がる環境を
つくれていないのは、
上司の課題でもあるのです。
「本人の問題だ!」というのは
その通りなのですが、
それでは解決しないので、
上司として、
環境づくりが大事なのだと思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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