当たり前をやろうとすると時間がかかる

昨日はお客様の会社で
年度初めのキックオフを行いました。

 

M&Aによって、
2つの会社が1つになるので、
一体感をもって、スタートを切りたい!
ということでした。

 

出勤日である土曜日に
仕事を止めて、集まってもらいました。

 

そのキックオフの場で
社長さん社員さんに伝えていたことが
印象的だったので、
そのことを書こうと思います。

 

社長さんが
それぞれの社員さんに話をしたのは

まずは2年間で当たり前のことが
できるようになりましょう!

ということでした。

 

挨拶をする
約束を守る
感謝をする
お客様に喜んでもらう
整理整頓をする

 

どれも当たり前のことです。

 

私自身、上手くいっていない時に
いつも思っているのは、
当たり前のことができていない
ということです。

 

上手くいかない時って
取り戻そうとして、
難しいことをやろうとします。

 

しかし、
当たり前のことができていないのに
難しいことをやろうとしても
できるわけがありません。

 

だから、当たり前のことをしよう!
というメッセージは、
適切なメッセージだと思いました。

 

当たり前と言いますが、
当たり前のことをみんなでやるのは
簡単ではありません。

 

なぜなら、当たり前が
一人ひとり違うからです。

 

こんなの当たり前じゃん!と
言ったところで、
相手は違うことを考えています。

 

だから、大事なことは、
会社としての当たり前を明確にして
伝えることです。

 

うちの会社は何を大事していのか?

 

それは、「(シェアード)バリュー」で、
みんなで共有された価値観です。

 

この価値観(バリュー)を伝える時に
大事なことは、
ビジョン(将来どうなっていたいか?)と
ミッション(なんのためにやるのか?)も
一緒に伝えることです。

 

価値観(バリュー)だけ伝えたら、
価値観(バリュー)の押し付けになります。

 

こういう目的(ミッション)のために
こういうこと(ビジョン)を目指していく上で
こういうこと(バリュー)を大事にしていこう!
と伝えることで、初めて、理解ができます。

 

だから、昨日のキックオフでは、
みなさんにビジョン(将来どうなっていたいか?)
についても考えてもらいました。

 

皆さんの反応を見る限り、
会社がやろうとしていることが、
上手く伝わったのではないか?
と思います。

 

ただ、キックオフでは、伝わっただけで
すぐにできるようになるわけではありません。

 

だけど、キックオフをしたことで
何ためにするんだっけ?とか、
どうなっていたらいいんだっけ?とか
何を大事しているだっけ?
ということについて、話し合ったことが
これからの会社の基準になります。

 

その基準を作るためにも、
集まって話をすることが必要でした。

 

次は、話し合った「ビジョン」を
時間軸で整理しながら、
中期目標と短期目標に落とし込み、
管理できる状態にしていきます。

 

これも当たり前のことなんですが、
みなさんで集まって話さないと
なかなかそういう状態になりません。

 

そのためには、
また仕事を止めてもらう必要があります。

 

だから、その時間を取るためにも
何のためにやるのか?
どうなっていたらよいのか?
何を大事にしているのか?
を伝えることが必要です。

 

当たり前のことをやろうとすると
時間がかかります。

 

だから、結局は、
当たり前のことやる!という覚悟が
大事なんだと思います。

 

でも、当たり前のことをやれば、
絶対に良くなります。

 

それを信じてやるしかないのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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