意見が違うことは問題ではない

先日、お客様の会社の社員さんと
1on1面談をしている時に
こんな相談がありました。

部署内でマニュアルの作成を
しているのですが、
それぞれやり方が違っていて、
1つに決め切れないというのです。

その社員さんによると、
先輩社員から話を聞いて
マニュアルを作成して、
会議で承認を得ようとすると
違う意見が出てきて作り直しになるそうです。

1つに決めるまで大変な思いをしている
ということでした。

この話に限らず、
組織で何かを決めるのは大変です。

よく腹落ちするまで話し合えばいい
とは言いますが、
そもそも、違う意見の人同士、
話し合ったところで腹落ちしません。

以前も、このブログで紹介していた
「戦略と実行」 清水勝彦著 日経BP社

という本にこんな一文があります。

説得するとは、
論理や力で相手に屈服させられることではなく、
相手の立場、価値観を理解し
許容することである。

論理で100%納得させることはできない。

つまり、議論で説得はできないのです。

また、「納得」については
次のように書かれています。

「納得」というものは、
相手の気持ち、考え方が分かって、
それを「認める」「共有する」ところから
始まります。

つまり、正しいことを話すのではなく、
共感されることを話すことが大事なのです。

そして、共感されるためには、
自分の背景や価値観を語る必要があります。

ということは、お互いに話を聞けなければ、
「納得」も「説得」もないということです。

そういう意味で、
意見が違うことが問題ではなくて、
相手の話が聞けないことが問題なのです。

相手の話を聞くために
まず大切なのは、
「相手を変えようとしない」という姿勢です。

議論の場で多くの人は、
相手に自分の意見を受け入れてもらおうとします。

しかし、その姿勢でいる限り、
相手の言葉は「反論のネタ」にしか聞こえません。

「この人はなぜそう思うのだろう?」
と相手の背景を知ろうとすること。

その時に、相手に対するイメージや
思い込みを外すことです。

それができれば、
相手が言っていることが理解できるようになります。

相手の言っていることを容認した上で、
自分の背景や価値観を話して
聞いてもらうようにするということです。

ただ、
こちらが相手の話を容認しているのに
話も聞いてくれないのであれば、
そもそも、「納得」も「説得」も難しいのかも
しれません。

その場合は、会社としての判断が
必要になると思います。

あとは決まったら、
反対や抵抗ではなく、
創造や工夫で乗り切るしかありません。

やってみないと良いか悪いかは分からないので、
とにかくやってみて判断する。

それが組織で物事を前に進めるための、
現実的な一歩だと思っています。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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